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J-GLOBAL ID:201802255460521588   整理番号:18A1641300

肝細胞癌に対する肝切除後の再発と長期生存に対する血清HBeAgの予後的意義:傾向スコアマッチング分析【JST・京大機械翻訳】

The prognostic significance of serum HBeAg on the recurrence and long-term survival after hepatectomy for hepatocellular carcinoma: A propensity score matching analysis
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1057-1065  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2670A  ISSN: 1352-0504  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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肝切除後の肝細胞癌(HCC)患者の予後に対する血清B型肝炎e抗原(HBeAg)の影響は議論の余地がある。本研究の目的は,傾向マッチングモデルを用いてHCC患者の予後に対する血清HBeAgの予後的意義を調査することであった。2009年1月と2015年3月の間に,西中国病院で肝切除を受けたHCC患者953例を分析した。傾向マッチング分析を適用し,生存分析をカプランマイアー法を用いて行った。危険因子をCox比例ハザードモデルによって同定した。すべてのHCC患者は,HBeAg(-)群(n=775,81.3%)またはHBeAg(+)群(n=178,18.7%)に分類された。陽性血清HBeAgを有する患者は,傾向マッチングの前後に,再発のない生存と全体の生存を有していた。同様の結果は,Milan基準内の患者でも見られた。Milan基準を超えた患者に対して,HBeAg(+)群は,傾向マッチングの前後に全体的生存が不良であった。再発のない生存に関しては,傾向マッチング後に統計学的に有意な影響はなかった(P=.055)が,HBeAg(+)患者に対しては再発のない生存を減少させる傾向があった。陽性血清HBeAg,陽性HBV-DNA負荷,最大腫瘍サイズ,多発腫瘍,微小血管浸潤および術前α-フェトプロテインの高血清レベルは,再発の危険因子であった。著者らの傾向モデルは,陽性血清HBeAgが腫瘍ステージにかかわらず再発と長期生存に負の影響を有することを確認した。HBeAgセロコンバージョンは,再発率を低下させるのに有益である可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患  ,  消化器疾患の薬物療法 

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