抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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いくつかのオゾン(O_3)と二酸化窒素(NO_2)健康影響研究は,代理としてO_x(合計値)を使用する。しかし,これがO_x~wt(加重値)にどのように関連するかについてはほとんど知られていない。慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者のセットにおいて,気道炎症のバイオマーカーである分数呼気一酸化窒素(FeNO)に及ぼす酸化還元加重酸化能(O_x~wt)の影響を調べた。また,FeNOレベルの増加との関連において,複合酸化剤容量(O_x)とO_x~wtを比較した。著者らは,上海肺病院でCOPDを有する600人の参加者におけるFeNO値を測定した。O_xをO_3とNO_2の合計によって直接計算した。酸化還元電位の加重平均としてO_x~wtを示すことにより,レドックス加重酸化剤容量を計算した。一般化添加モデル(GAM)を適用して,FeNOレベルに及ぼすO_xとO_x~wtの影響を調べた。著者らは,O_xとO_x~wtの結果を比較するために,FeNOレベルに及ぼすO_3とNO_2の影響に関して,同じモデルを個々に,共同で適合させた。O_x~wtはFeNOレベルと有意に関連した。影響は,曝露後の現在の日におけるルーブテストであり,PM2.5の調整と密接に関連していた。平均O_xwt濃度の10μg m-3増加は0.88(95%CI:-1.46,3.28)増加し,一方,平均O_x濃度の10μg m-3増加はFeNOの0.62(95%CI:-0.79,2.07)増加と関連した。2つの汚染物質モデルにおいて,NO_2の調整による平均O_3成分における10μg m-3の増加は,FeNOにおける0.57(95%CI:-1.26,2.01)増加によって関連した。O_xおよびO_x~wtの影響評価は,65歳以上の男性,非喫煙および高齢者の間で統計的に有意であった。この分析は,O_x~wtが,さらなる疫学研究におけるO_3とNO_2の代理として,大気酸化能力のより良い指標として使用されることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】