抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】敗血症性ショック患者の予後に及ぼす初期の中心静脈-動静脈二酸化炭素分圧(Pcv-aCO2)の影響を調査する。。 vvO2によって誘発される敗血症の予後を評価する。方法:当院のICUで2015年1月から2017年1月にかけて治療した60例の敗血症性ショックとPcv-aCO2≧6mmHg患者を選択し、回顧性分析を行った。患者28日の予後により、生存群(42例)と死亡群(18例)に分けた。6時間の初期の目標指向性液体蘇生療法後に,Pcv-aCO2 6mmHgを,Pcv-aCO2持続群(≧6mmHg,n=23)とPcv-aCO2減少群(<6mmHg,n=37)に分割した。患者の0時間と6時間の動脈および上大静脈の血液ガス分析(Pcv-aCO2)を記録し、患者のAPACHE IIスコア、6時間の乳酸クリアランス率を記録し、比較を行った。Pcv-aCO2とAPACHE IIスコアとの相関性を分析し、液体蘇生6h後の異なるPcv-aCO2レベルの患者の病死率を比較した。結果:生存群のAPACHE IIスコア、Pcv-aCO2及び乳酸レベルは死亡群より低く、ScvO2は死亡群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。6時間の蘇生後,生存群のPcv-aCO2は死亡群より低く,6時間の乳酸クリアランス率は死亡群より高く,有意差が認められた(P<0.05)。2群間のScvO2に有意差はなかった(P>0.05)が,APACHE IIスコアと初期のPcv-aCO2レベルとの間には有意な正の相関があった(r=0.603,P<0.01)。早期のScvO2レベルと負の相関があり(r=-0.812,P<0.01),Pcv-aCO2持続群の6時間の乳酸クリアランス率はPcv-aCO2群より低く,死亡率はPcv-aCO2群より高かった。統計的有意差が認められた(P<0.05)。結論:早期のPcv-aCO2変化とScvO2の併用は敗血症性ショック患者の予後をよりよく評価することができる。敗血症性ショック患者の早期蘇生過程において、持続的に高レベルのPcv-aCO2は病状の重症度と不良予後と一定の相関性がある。早期のPcv-aCO2の変化とScvO2の併用は臨床治療に指導を提供できる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】