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J-GLOBAL ID：201802255556395016   整理番号：18A1356632

分子動力学シミュレーションから出現するガラス脆弱性とVogel温度の起源【JST・京大機械翻訳】

Origin of glass fragility and Vogel temperature emerging from Molecular dynamics simulations

著者 (1件)： Gedeon Ondrej (Department of Glass and Ceramics, University of Chemistry and Technology, Technicka 5, CZ-166 28 Prague, Czech Republic)
資料名： Journal of Non-Crystalline Solids  (Journal of Non-Crystalline Solids)
巻： 498  ページ： 109-117  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0642A  ISSN： 0022-3093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガラス状シリカを分子動力学によりモデル化した。ガラス構造は無方向グラフに移され,配置エントロピーを計算するために理想的に混合された非結合構造ユニットに分解される。T_gでの実験的熱容量低下とのアプローチの良好な一致を実証した。エントロピーは,得られたユニットの構造進化と関連している。それらの中で,酸素は,主にエントロピーの低温過程に影響を及ぼす。構成エントロピーは,2つの放物線によって適合した。低温に対応するものは,構造が完全に凍結された温度T*を導入する。T*はVogel-Fulcher-Tammann(VFT)方程式におけるVogel温度の対応物であることを提案した。粘性の新しいモデルを,構成エントロピーとAdamおよびGibbs方程式の二次依存性の組合せとして導入した。このモデルはVogel温度における特異性を除去し,強くて脆弱なガラスの存在を予測し,実際のガラスの粘度を適合させるための基礎を提供する。脆弱性は温度変化に対する構造応答の速さとT_gとT*間の距離に関連している。モデルの妥当性を,SiO_2とB_2O_3ガラスの粘度の実験データで実証した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エントロピー ,  *ガラス ,  ガラス転移 ,  低温 ,  粘性 ,  熱容量 ,  粘度 ,  *計算機シミュレーション ,  酸素 ,  二酸化ケイ素 ,  温度依存性 ,  モデリング ,  温度変動 ,  *分子動力学
準シソーラス用語： *分子動力学シミュレーション ,  *脆弱性 ,  特異性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 分子動力学 ,  ガラス転移 ,  構成エントロピー ,  Vogel温度

分類 (1件)： 非晶質の構造一般  (BK04010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子動力学シミュレーション ,  ガラス ,  脆弱性 ,  起源