文献

J-GLOBAL ID：201802255583346438   整理番号：18A0470495

グラム陰性およびグラム陽性菌におけるIV型分泌【Powered by NICT】

Type IV secretion in Gram-negative and Gram-positive bacteria

著者 (4件)： Grohmann Elisabeth (Life Sciences and Technology, Beuth University of Applied Sciences Berlin, D-13347 Berlin, Germany) ,  Christie Peter J. (Department of Microbiology and Molecular Genetics, The University of Texas Medical School at Houston, 6431 Fannin St, Houston, TX 77030, USA) ,  Waksman Gabriel (Institute of Structural and Molecular Biology, University College London and Birkbeck College, London WC1E 7HX, UK) ,  Backert Steffen (Division of Microbiology, Department of Biology, Friedrich Alexander University Erlangen-Nuremberg, D-91058 Erlangen, Germany)
資料名： Molecular Microbiology  (Molecular Microbiology)
巻： 107  号： 4  ページ： 455-471  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0455A  ISSN： 0950-382X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： IV型分泌系(T4SSs)は,グラム陰性菌とグラム陽性菌の全細胞エンベロープにまたがる多様な多蛋白質ナノマシンである。可動性DNA因子の真核生物宿主と接合伝達にエフェクター分子の接触依存性分泌及び細胞外環境を用いたDNAの接触に依存しない交換を介して重要な役割を果たしている。ここ数年,T4SSsの分子機構に関する多くの詳細を明らかにした。Escherichia coliプラスミドR388とpKM101,Helicobacter pyloriとLegionella pneumophilaからのT4SS錯体の励起構造を解析した。F線毛の構造も報告され,驚くべきことにりん脂質分子と1:1の化学量論におけるピリンサブユニットから成るフィラメントを明らかにした。多くの新しいT4SSsを同定し,特性化し,この分泌スーパーファミリーの構造的および機能的多様性を強調した。複雑な調節回路はまた細胞生理学的状態,あるいは近傍の細菌レシピエント細胞のクオラムを宿主に応答してT4SS機械生産を制御することが示されている。ここで我々は,’典型的な’と新たなシステムの我々の知識における最近の進歩を要約し,さらに抗菌抵抗の細菌感染と拡散におけるT4SS機能を抑制することを目指す戦略の設計を助けている新しい基本的な洞察か調べた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 細胞生理 ,  細菌感染 ,  大腸菌 ,  線毛 ,  フィラメント ,  DNA【核酸】 ,  リン脂質 ,  プラスミド ,  *グラム陽性菌 ,  エフェクタ ,  グラム陰性菌 ,  *分泌
準シソーラス用語： 分子機構 ,  接合伝達 ,  IV型分泌系 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (2件)： グラム陽性菌 ,  分泌