抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】冠動脈心疾患の経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後の上部消化管出血の臨床的特徴と危険因子を調査する。方法:当病院の2010年1月から2014年12月まで治療した152例の冠状動脈性硬化症患者の臨床資料を回顧的に分析し、その中で、78例の経皮冠状動脈介入治療の後に上部消化管出血を併発し、そして74例の経皮冠状動脈介入治療術後の上部消化管出血を合併しない患者を対照群とした。2群の臨床資料を比較し、Logistic多因子回帰分析を用い、PCI術後の冠動脈心疾患合併上部消化管出血の関連因子を分析した。【結果】実験群の年齢は,対照群より有意に高かった(P<0.01)。実験グループの体重は対照グループより明らかに軽かった(P<0.01)。実験群のクレアチニンクリアランスはコントロール群より明らかに低く(P<0.01),実験群での抗凝固薬使用と消化器疾患合併患者の割合は対照群より顕著に高かった(P<0.01)。体重<60kg(OR=1.33)、年齢≧50歳(OR=1.34)、クレアチニンクリアランス<80mL/min(OR=1.18)、抗凝固薬(OR=1.35)及び消化管病歴(OR=1.23)は冠状動脈性心臓病患者のPCI術後の上部消化管出血を併発する独立危険因子である(P<0.05)、結論:消化器疾患歴、クレアチニンのレベルが低い、体重が軽い、年齢が大きい、抗凝血薬物の病歴は、PCI術後の冠状動脈性硬化症患者の上消化管出血のリスクファクターである。臨床では以上の一種或いは多種の臨床特徴を合併すれば、上消化管出血に対する予防、適時治療を強化するべきである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】