抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
在来鉄道騒音に対する有限長遮音壁の挿入損失に関して,点音源列を想定して遮音壁上方の回折経路のみを考慮する1パスの方法を用いて,遮音壁の長さと高さ,走行車線と受音点の位置を変化させたケーススタディを行い,音源の指向性と遮音壁の見通し角が挿入損失に及ぼす影響を検討した。続いて,線音源を想定した騒音伝搬の簡易計算における有限長遮音壁の取扱いとして,音源の指向性と遮音壁の見通し角を考慮した挿入損失の近似式の精度を検証した上で,近似式を用いて遮音壁の必要長さの検討を行った。さらに,鉄道沿線に設置された遮音壁の側方端部付近において騒音測定を実施し,挿入損失の実測値と計算値との比較を行ったところ,両者に良好な対応が確認された。(著者抄録)