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J-GLOBAL ID：201802255674789298   整理番号：18A1746687

河岸植生による斜面流出侵食土砂の抑制効果【JST・京大機械翻訳】

Inhibiting effect of riparian vegetation on erosion and sediment yield of slope runoff

著者 (4件)： Zhao Qinghe (河南大学環境与規画学院,開封,475004) ,  Ji Xiaoyu (河南大学黄河中下游数字地理技術教育部重点実験室,開封,475004) ,  Xu Shanshan (河南大学環境与規画学院,開封,475004) ,  Wu Zhangsong (河南大学環境与規画学院,開封,475004)
資料名： Nongye Gongcheng Xuebao  (Nongye Gongcheng Xuebao)
巻： 34  号： 13  ページ： 170-178  発行年： 2018年 
JST資料番号： C2454A  ISSN： 1002-6819  CODEN： NGOXEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 川岸植生は,流域の土壌保全と非点源汚染の制御において,重要な役割を演ずる。河岸植生による斜面流出侵食の土砂生産効果とその影響因子を検討するために,野外シミュレーション流出洗掘試験を通して,北江の乾燥流の川岸植生の斜面流出と侵食土砂の特性を定量的に分析した。河岸植生が流出と土砂の相互関係に与える影響及び河岸植生の抑制効果と勾配と放水強度との関係を検討した。その結果,(1)植生の存在は斜面の初期流出時間を遅らせ,斜面流出係数を減少させ,流出侵食力を弱め,流出強度及び勾配が大きいほど,斜面流出の時期が早く,流出係数が大きければ大きいほど,流出に対する植生の遮断効果が低いことを示した。流出係数に対する植生の平均阻害効果は,それぞれ3.35%,3.36%,4.28%,3.17%であり,流出係数の平均制御効果は,それぞれ21.69%,17.40%,10.01%であった。傾斜面の流出侵食力に対する抑制効果は,それぞれ60.00%,32.23%,27.29%および22.76%であった。(2)傾斜面の堆積土砂量に対する植生傾斜の抑制効果は,それぞれ60.14%,32.83%,24.19%および20.86%であり,植生の存在によって,土壌の浸食耐性を効果的に向上させ,侵食土砂量を減らし,浸食堆積物の中の粒径を減少させることができた。植生による砂抑制の効果は,流出防止の効果より大きかった。(3)相関分析は,流出時間と堆積土砂の量,粒径との間に有意な負の相関があり,植生の存在はある程度退行時間と両者の関係を変えることを示した。流出係数および流出侵食性は,堆積土砂量および粒径と有意に正相関した。堆積土砂量と流出侵食力に対する植生の抑制効果は,勾配と放水強度の増加と共に減少した。以上のことから、河岸の植生は斜面の流出と土砂に対して異なる抑制効果を持ち、しかも傾斜度と放水強度によって著しく影響され、研究結果は流域の水土の保持と河岸の植生建設にサポートを提供できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 堆積物 ,  流域 ,  放水 ,  土砂流出 ,  *浸食 ,  シミュレーション ,  粒径 ,  *河岸 ,  土壌保全 ,  流出係数 ,  洗掘 ,  流送土砂 ,  面汚染源
準シソーラス用語： *土砂 ,  *河岸植生 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 土壌管理  (FB04070J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 河岸植生 ,  斜面 ,  流出 ,  侵食 ,  土砂 ,  抑制効果