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J-GLOBAL ID：201802255678992720   整理番号：18A1909737

炭素品質は水生生態系呼吸の温度依存性を調節する【JST・京大機械翻訳】

Carbon quality regulates the temperature dependence of aquatic ecosystem respiration

著者 (2件)： Jane Stephen F. (Department of Biological Sciences, Rensselaer Polytechnic Institute, Troy, New York) ,  Rose Kevin C. (Department of Biological Sciences, Rensselaer Polytechnic Institute, Troy, New York)
資料名： Freshwater Biology  (Freshwater Biology)
巻： 63  号： 11  ページ： 1407-1419  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0030C  ISSN： 0046-5070  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生態系は複雑な方法で気候と他の因子における広範な変化に対応している。多くの内陸水域で起こる2つの重要な変化は,温度を上昇させ,陸性溶存有機物(tDOM)入力を増加させている。部分的にtDOM入力により,内陸水は地球の炭素循環において重要な役割を果たし,これらの生態系からのCO2の放出は陸上生態系と海洋の結合炭素シンクの実質的部分である。生態系呼吸(ER)は水生系におけるCO2を調節する重要な機構であり,ER速度は温度依存性である。しかし,ERが有機物の濃度や供給源のような温度以外の因子に敏感であるため,ER率が将来どのように変化するかは不明である。理論は,難分解性炭素化合物により支持されたER速度が不安定炭素化合物により支持されるER速度よりも大きな温度依存性を示すが,この理論の経験的試験は決定的でないことを示す。メソコスムにおける温度と炭素質を実験的に操作し,一方,溶存酸素(DO)をその場高周波DOセンサで監視した。2つの高度に発散する天然DOM源を使用し,溶解有機炭素濃度がすべてのメソコスムで類似しているように,より難分解性源を希釈した。各メソコスムにおける27日にわたる毎日のER率を計算した。著者らは,tDOMが有機炭素プールを支配するとき,ERが温度と共により増加することを見出した。水生生態系への温度とtDOM入力の広範な増加を考えると,これらの結果は,生態系が同時環境変化にどのように応答し,地球規模炭素循環への寄与を変えるかを支配する重要な相互作用を強調する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 溶存酸素 ,  地球 ,  炭素循環 ,  *生態系 ,  海洋 ,  有機物 ,  内陸 ,  相互作用 ,  二酸化炭素 ,  有機炭素 ,  *温度依存性 ,  *炭素
準シソーラス用語： メソコスム ,  難分解性 ,  溶存有機物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 炭素 ,  生態系呼吸 ,  湖沼 ,  代謝 ,  温度

分類 (3件)： 生態系  (EE01040P) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭素 ,  水生生態系 ,  呼吸 ,  温度依存性 ,  調節