文献

J-GLOBAL ID：201802255743372874   整理番号：18A0782829

ヒトにおける舌感覚運動機能の皮質機構:脳磁図法のレビュー【JST・京大機械翻訳】

Cortical Mechanisms of Tongue Sensorimotor Functions in Humans: A Review of the Magnetoencephalography Approach

著者 (1件)： Maezawa Hitoshi (Department of Oral Physiology, Graduate School of Dental Medicine, Hokkaido University)
資料名： Frontiers in Human Neuroscience (Web)  (Frontiers in Human Neuroscience (Web))
巻： 11  ページ： 134  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7072A  ISSN： 1662-5161  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 舌は,音声生成,嚥下,咀嚼および呼吸を含む様々な重要な人間の口腔機能において重要な役割を果たしている。これらの洗練された舌運動は,皮質エントレインメントにより部分的に調節されている。多くの研究は,高い空間時間分解能を有する脳磁図(MEG)を用いて四肢における感覚運動処理を調べてきた。このような研究は,体性感覚誘発野(SEFs),運動関連皮質野(MRCFs),体性感覚刺激または運動に関連する事象関連脱同期/同期(ERD/ERS),および持続運動時の皮質-筋コヒーレンス(CMC)を含む複数の分析法を用いている。しかしながら,舌の感覚運動機能の基礎となる皮質機構は,口腔領域内の刺激および/または筋肉活動により誘導される汚染アーチファクトが,口腔領域におけるMEG分析を複雑にするので,不明のままである。最近,いくつかの研究が,改善された刺激方法と運動課題を用いて舌領域からMEG記録を得ている。本レビューでは,最近のMEG研究の知見に基づいて,ヒトにおける舌感覚運動処理の詳細な概観を提供する。加えて,舌神経損傷により生じた舌の感覚障害に対するMEGの臨床応用をレビューした。舌感覚運動処理の基礎となる生理学的および病態生理学的機構の知識の増加は,ヒトの口腔機能の皮質エントレインメントの理解を改善する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コヒーレンス ,  体性感覚 ,  *皮質 ,  知覚不全 ,  エントレインメント ,  *脳磁図 ,  生理学 ,  *ヒト ,  嚥下 ,  口腔 ,  時間分解能 ,  病態生理
準シソーラス用語： 舌運動 ,  口腔機能 ,  *運動機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 皮質-筋コヒーレンス ,  事象関連脱同期/同期化 ,  舌下神経 ,  運動関連皮質野 ,  体性感覚誘発野 ,  三叉神経

分類 (1件)： 生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  舌 ,  感覚 ,  運動機能 ,  皮質 ,  脳磁図法 ,  レビュー