文献
J-GLOBAL ID:201802255763806831   整理番号:18A0341721

ファルネソイドX受容体活性化はマウスにおける肝臓アミノ酸異化とアンモニウムクリアランスを促進する【Powered by NICT】

Farnesoid X Receptor Activation Promotes Hepatic Amino Acid Catabolism and Ammonium Clearance in Mice
著者 (15件):
資料名:
巻: 152  号:ページ: 1462-1476.e10  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0767A  ISSN: 0016-5085  CODEN: GASTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
核内受容体サブファミリー1グループHメンバー4(NR1H4またはファルネソイドX受容体(FXR)は胆汁酸合成,輸送および異化を調節する。FXRは食後脂質及びグルコース代謝を調節する。はこれらの機能を評価し,FXRはアミノ酸代謝を調節するかどうかを調べるためにマウスの肝臓組織の定量的プロテオミクス解析を行った。マウス肝におけるFXRの役割を研究するために,Nr1h4(FXRノックアウトマウス)の破壊したマウスを用い,loxPが導入された対照マウスと比較した。マウスを11日間FXRアゴニストobeticholic酸又は賦形剤で強制飼養した。標的メタボロミクスとクロマチン免疫沈降,プロテオーム解析はこれらのマウスの肝臓で実施した。初代ラット肝細胞は,遺伝子発現とメタボロミクス研究によるアミノ酸異化におけるFXRの役割を検証した。Nr1h4(肝FXRノックアウトマウス)の肝臓特異的破壊と対照マウスおよびマウスを6時間絶食と強制a~15NH_4Clトレーサ後の高蛋白質食を再給餌した。遺伝子発現とメタボロームは,これらマウスの肝臓および血しょう中研究した。対照マウスと初代ラット肝細胞の肝臓において,obeticholic酸とFXRの活性化は,アミノ酸分解,尿素生成,グルタミン合成を調節する蛋白質の発現を増加させた。対照肝臓におけるこれらの蛋白質をコードする遺伝子の調節部位に結合するFXRを見出した。FXRノックアウトマウス由来の肝臓組織は,尿素サイクル蛋白質の発現を減少させた,尿素生成の前駆体,対照マウスと比較して蓄積した。高たんぱく食に対する肝FXRノックアウトマウスでは,新たに形成された尿素の血しょう中濃度は,対照と比較して有意に減少した。さらに,肝FXRノックアウトマウスは,対照と比較してアンモニウム無害化を調節する酵素の肝臓発現を減少させた。とは対照的に,obeticholic酸はC57Bl/6マウスにおける賦形剤に比べて尿素生成に関与する酵素をコードする遺伝子の発現を増加させた。マウスの肝臓では,FXRは尿素生成とグルタミン合成によるアンモニウムのアミノ酸異化および解毒を調節する。尿素サイクルと高アンモニア血症の破壊は急性および慢性肝疾患患者における共通;FXRを活性化する化合物は,これらの患者におけるアンモニウムクリアランスを促進する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質の代謝と栄養  ,  細胞膜の受容体 

前のページに戻る