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J-GLOBAL ID:201802255819842356   整理番号:18A1295082

IL-15は肝細胞癌誘発NK細胞機能障害を克服する【JST・京大機械翻訳】

IL-15 Overcomes Hepatocellular Carcinoma-Induced NK Cell Dysfunction
著者 (12件):
資料名:
巻:ページ: 1009  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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NK細胞は強力な抗腫瘍能を有する。それらはヒト肝臓に濃縮され,組織-滞留のために特殊化された大きなサブセットがある。ヒト肝臓腫瘍における肝細胞に対する肝臓浸潤NK細胞に対する潜在性は,抗腫瘍機能を有し,発揮する可能性があるが,ヒト肝臓腫瘍は研究されていない。ヒト肝細胞癌(HCC)および肝結腸直腸(CRC)転移から直接ex vivoで肝臓に存在するおよび肝臓浸潤NK細胞を,マッチした非関与肝組織と比較し,検討した。著者らは,NK細胞がHCCおよび肝臓CRC転移の両方において非常に一般的であることを見出したが,影響を受けていない肝臓よりも低い頻度であった。腫瘍内NK細胞の79%までは,CXCR6+CD69+肝臓常在表現型を有していた。直接ex vivo染色は,肝臓常在NK細胞がそれらの非常在対応物と比較してNKG2D発現を増加させたが,両サブセットは非関与肝臓と比較して肝臓腫瘍内でNKG2Dダウンレギュレーションを有することを示した。腫瘍内NK細胞(Ki67により同定された)の増殖は,最も顕著なNKG2Dダウンレギュレーションを有するそれらにおいて選択的に障害された。ヒト肝臓腫瘍NK細胞は機能的に障害され,影響を受けない肝臓における低機能組織常在NK細胞と比較しても,細胞毒性とサイトカインの産生能が低下した。ヒト肝癌細胞株PLC/PRF/5または自己HCCとのヒト肝臓NK細胞の共培養は,NKG2Dのダウンレギュレーション,サイトカイン産生,および標的細胞毒性を伴う腫瘍から抽出されたNK細胞で観察された欠損を再現した。トランスウェルおよび条件培地は,NK細胞阻害を課すためにPLC/PRF/5との細胞接触の必要性を確認した。IL-15は,HCC細胞系へのin vitro曝露により阻害されたNK細胞において抗腫瘍機能を回復させることができ,HCCから直接抽出された。まとめると,著者らのデータは,局所NK細胞の障害された抗腫瘍機能が,HCC自体によって課される付加的な接触依存性阻害と共に,肝臓に常在するNK細胞に固有の免疫原性特徴の組み合わせを反映することを示唆する。IL-15が腫瘍曝露後に肝臓NK細胞機能を回復できることの実証は,免疫療法戦略におけるその包含を支持する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  肝臓 
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