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J-GLOBAL ID:201802255873772624   整理番号:18A1006823

食道狭窄を伴った1型多発性内分泌腫瘍の1例【JST・京大機械翻訳】

A case of type 1 multiple endocrine neoplasia with esophageal stricture successfully treated with endoscopic balloon dilation and local steroid injection combined with surgical resection of gastrinomas
著者 (12件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 37  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7426A  ISSN: 1471-230X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】1型多発性内分泌腫瘍形成(MEN1)において,Zolinger-Ellison症候群(ZES)における過剰ガストリン分泌を伴う食道疾患関連は,時々発生する。ここでは,重度の食道狭窄を伴う逆流性食道炎による嚥下障害を発症したMEN1/ZESの症例を報告した。食道狭窄とZESの治療を検討した。症例は43歳男性で,進行性嚥下障害と下痢を主訴とした。抗分泌性薬物療法にもかかわらず,再発性十二指腸空腸穿孔の既往があった。血液検査で血清ガストリン,カルシウム,副甲状腺ホルモンの上昇を認めた。上部消化管内視鏡検査で,重度の食道狭窄,多発性胃十二指腸潰瘍瘢痕,十二指腸粘膜下腫瘍を認めた。コンピュータ断層撮影により,膵臓および十二指腸内に多発性血管内腫瘍が認められ,MEN1が示唆された。遺伝子検査は,病原性MEN1突然変異を示した。患者の症状を改善し,膵臓腫瘍を治療するために,膵頭十二指腸切除術と組み合わせた,病巣内コルチコステロイド注入による反復内視鏡的食道拡張を行った。十二指腸および膵臓における多発性腫瘍の組織学は,すべて神経内分泌腫瘍と一致した。患者の高ガストリン血症は鎮静し,患者はこれらの治療後に胃腸管に無症候性を維持した。【結論】MEN1/ZESの症例における食道狭窄に対して,抗分泌療法およびコルチコステロイド注射による内視鏡的拡張を推奨することができた。しかし,高酸分泌による反復および/または重篤な合併症を有する難治性症例において,外科的治療はオプションと考えられる。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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消化器の腫よう 
引用文献 (21件):
  • Giusti F, Marini F, Brandi ML. Multiple Endocrine Neoplasia Type 1. In: GeneReviews(R). edn. Edited by Pagon RA, Adam MP, Ardinger HH, Wallace SE, Amemiya A, Bean LJH, Bird TD, Fong CT, Mefford HC, Smith RJH et al. Seattle (WA); 1993. Bookshelf ID: NBK1538, PMID: 20301710.
  • J Clin Endocrinol Metab; Patients with multiple endocrine neoplasia type 1 with gastrinomas have an increased risk of severe esophageal disease including stricture and the premalignant condition, Barrett’s esophagus; KM Hoffmann, F Gibril, LK Entsuah, J Serrano, RT Jensen; 91; 1; 2006; 204-212; 10.1210/jc.2005-1349; CR2;
  • Pituitary; Familial neuroendocrine tumor syndromes: from genetics to clinical practice; A Sakurai, M Katai, K Hashizume, Y Fukushima; 9; 3; 2006; 231-236; 10.1007/s11102-006-0268-z; CR3;
  • Biomed Res; Implementation of individualized medicine for cancer patients by multiomics-based analyses-the Project HOPE; K Yamaguchi, K Urakami, K Ohshima, T Mochizuki, Y Akiyama, K Uesaka; 35; 6; 2014; 407-412; 10.2220/biomedres.35.407; CR4;
  • Am J Gastroenterol; Endoscopic dilation of benign esophageal strictures: report on 1043 procedures; JC Pereira-Lima, RP Ramires, I Zamin, AP Cassal, CA Marroni, AA Mattos; 94; 6; 1999; 1497-1501; 10.1111/j.1572-0241.1999.01061.x; CR5;
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