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J-GLOBAL ID：201802255889831174   整理番号：18A0585004

受動的投与法を用いたDaphnia magnaに蓄積したnanoplastic結合化学物質の定量化【Powered by NICT】

Quantifying nanoplastic-bound chemicals accumulated in Daphnia magna with a passive dosing method

著者 (9件)： Jiang Ruifen (School of Environment, Guangzhou Key Laboratory of Environmental Exposure and Health, and Guangdong Key Laboratory of Environmental Pollution and Health, Jinan University, Guangzhou 510632, China. [e-mail]) ,  Lin Wei ,  Wu Jiayi ,  Xiong Yaxin ,  Zhu Fang ,  Bao Lian-Jun ,  You Jing ,  Ouyang Gangfeng ,  Zeng Eddy Y.
資料名： Environmental Science: Nano  (Environmental Science: Nano)
巻： 5  号： 3  ページ： 776-781  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2463A  ISSN： 2051-8161  CODEN： ESNNA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： それらの大きな表面積と高い疎水性のために,nanoplastics(NP)は,疎水性有機化合物に強い親和性,環境挙動,特に疎水性有機化合物の生体内蓄積を実質的に変化させる可能性があると大きな吸着容量を有していた。本研究では,オオミジンコ(Daphnia magna)におけるポリ塩化ビフェニル(PCBs)の生体内蓄積に及ぼすナノサイズポリスチレン(PS)の影響を調べることを目的とする。2時間および24時間の曝露中の様々なNP濃度と異なる曝露懸濁液でのD.magna中のNPの蓄積を定量化するために開発した新しい受動的投与法。NPの添加は,24時間でのNPの存在と比較してない1.4 2.6倍にD.magnaに蓄積されたPCBsの量を増加させた。D.magnaに蓄積したNP結合PCBの相対量は種々のNP濃度で種々のPCB同族体の18%は81%であった。NPsの存在とD.magna中のPCB蓄積における異なる取込経路の重要性は,PCBsの化学的性質,プラスチックの摂取速度及び曝露条件に関係していることが分かった。これらの結果は,運命と生物による摂取NP結合汚染物質の毒性効果を調べることに向けた更なる研究努力を正当化した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生体内蓄積 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  表面積 ,  *投与 ,  親和性 ,  懸濁液 ,  汚染物質 ,  *化学物質 ,  疎水性 ,  毒性 ,  プラスチック
準シソーラス用語： 吸着容量 ,  疎水性有機化合物 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 投与法 ,  Daphnia ,  蓄積 ,  化学物質 ,  定量化