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J-GLOBAL ID：201802255902042759   整理番号：18A1344521

池飼育両生類の生息場所適合性評価のためのエキスパートベース評価モデル【JST・京大機械翻訳】

An Expert-Based Assessment Model for Evaluating Habitat Suitability of Pond-Breeding Amphibians

著者 (3件)： Juang Shin-Ruoh (Department of Horticulture, National Chung Hsing University, Taichung City 402, Taiwan) ,  Chen Szu-Hung (Department of Ecosystem Science & Management, Texas A&M University, College Station, TX 77843, USA) ,  Wu Chen-Fa (Department of Horticulture, National Chung Hsing University, Taichung City 402, Taiwan)
資料名： Sustainability (Web)  (Sustainability (Web))
巻： 9  号： 2  ページ： 278  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7281A  ISSN： 2071-1050  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 農場池は両生類,鳥類,および他の野生生物にとって重要な生息場所である。台湾において,人工池は,灌漑目的のための農地と国内給水の必要性に関して最初に作り出した。池の創出は典型的な農作業であるが,それはまた,池繁殖両生類の生息場所を提供する。従って,生息場所の現状と標的種に対する緊急の保存ニーズに関する脆弱性を理解することは不可欠である。ポンダチョウ(Hylarana guenteri)は環境変化に対して高い感受性を持ち,生息場所適性を評価する指標種として使用できる。本研究の目的は,パイロット研究種としてGuenterのカエルを用いることにより,池繁殖両生類の生息場所適合性を評価するための系統的枠組みを確立することである。最初に,著者らは,2013年冬から2015年春にかけて,台湾,Chiayiからのカエル調査データを収集し,池周辺の環境条件の現状を調査した。次に,エキスパートアンケートとファジィDelphi法を適用して,生息場所適性評価に関する階層的評価基準を確立した。4つの指標:農場池の水生環境;池周辺の陸上環境;景観連結性;そして,住民の保存認識を評価基準における第一層因子として決定し,一方,10の他の指標を第二層因子として定義した。確立された評価基準に基づいて,69の選択されたサイトについてその場生息場所適性評価を行い,アンケートを用いて住民の認識を調査した。結果は,19%の場所が高い生息場所適性を持つカエル種に富んでいることを明らかにした。しかし,67%の場所は生息場所の劣化の兆候を示し,生息地の改善あるいは回復を実践する上でより高い必要性を意味している可能性がある。Kappa値は0.6061であり,生息場所適性評価モデルの高い信頼性を示した。簡単に言えば,提案した方法は,カエルの生息場所と分解リスクの持続可能性を評価するだけでなく,保存実施に関する将来の注意を必要とする場所を決定するためにも適用できる。さらに,本研究における知見は,農場池における野生生物生息場所管理と回復の計画を設計し実行するとき,すべての関連する利害関係者に対する有用な背景知識を提供する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 灌漑 ,  給水 ,  感受性 ,  *両生類 ,  台湾 ,  農地 ,  住民 ,  農場 ,  野生生物 ,  アンケート ,  繁殖行動 ,  *生息場所 ,  評価基準
準シソーラス用語： 持続可能性 ,  脆弱性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Guentherのカエル ,  ファジィデルファイ法 ,  カッパ ,  台湾

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  自然保護  (SB06000L)

引用文献 (43件)：

• World Bank. The World Bank Annual Report 2013. Available online: https://openknowledge.worldbank.org/handle/10986/16091 (accessed on 13 January 2017).
• Edvardsen, A.; Økland, R.H. Variation in plant species richness in and adjacent to 64 ponds in SE Norwegian agricultural landscapes. Aquat. Bot. 2006, 85, 79-91.
• Fang, W.T.; Cheng, B.Y.; Shih, S.S.; Chou, J.Y.; Otte, M.L. Modelling driving forces of avian diversity in a spatial configuration surrounded by farm ponds. Paddy Water Environ. 2016, 14, 185-191.
• Hazell, D.; Cunnningham, R.; Lindenmayer, D.; Mackey, B.; Osborne, W. Use of farm dams as frog habitat in an Australian agricultural landscape: factors affecting species richness and distribution. Biol. Conserv. 2001, 102, 155-169.
• Wake, D.B.; Vredenburg, V.T. Are we in the midst of the sixth mass extinction? A view from the world of amphibians. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 2008, 105, 11466-11473.

タイトルに関連する用語 (7件)： 池 ,  飼育 ,  両生類 ,  生息場所適合性 ,  評価 ,  エキスパート ,  評価モデル