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J-GLOBAL ID：201802255983760661   整理番号：18A1620148

熱電子付着によるクロルピリホスのフラグメンテーション:その代謝と毒性との関連の可能性【JST・京大機械翻訳】

Fragmentation of chlorpyrifos by thermal electron attachment: a likely relation to its metabolism and toxicity

著者 (8件)： Pshenichnyuk Stanislav A. (Institute of Molecule and Crystal Physics, Subdivision of the Ufa Federal Research Centre of the Russian Academy of Sciences, Prospeκt Oktyabrya 151, Ufa 450075, Russia. [e-mail]) ,  Modelli Alberto ,  Vorob’ev Alexander S. ,  Asfandiarov Nail L. ,  Nafikova Ekaterina P. ,  Rakhmeyev Rustam G. ,  Galeev Rustem V. ,  Komolov Alexei S.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 34  ページ： 22272-22283  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機りん系殺虫剤クロルピリホス(CPF)の一時的負イオンの形成と解離減衰のエネルギーを,電子透過分光法(ETS),解離電子付着分光法(DEAS)及び量子化学計算を用いて研究した。3つの特徴は,ETSによって2.4,3.1および4.30eVで異なり,それらはそれぞれ,空のσ*MOs,より高いπ*MOおよびコア励起状態に起因する。二つの安定π*アニオン状態を計算により予測した。負のフラグメントの大部分は入射電子の熱エネルギーでDEASによって検出され,π*LUMOとLUMO+1への電子付着によって形成された安定な(振動励起)負イオン状態の解離と関連している。CPF-分子アニオン(本研究では観測されない)は,最も豊富な([CPF-HCl]-)種を与える速い解離により減衰すると予想され,それは質量スペクトルにおいて6つの準安定ピークを生成するマイクロ秒時間スケールで解離する。CPF,3,5,6-トリクロロ-2-ピリジノール及びO,O-ジエチルチオリン酸の主代謝産物と構造的に類似したm/z=196及び169の負フラグメントがCPF-の直接分解により形成された。脂質膜から水素原子を引き抜くことができる活性ラジカルは,観測されたアニオンフラグメントの中性対応物として生成される。主代謝産物の毒性種と前駆体を生産する還元環境におけるチトクロームP450酵素によるCPFの生体内変化におけるDEAの関与の可能性について簡単に考察した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アニオン ,  *フラグメンテーション ,  振動励起 ,  エネルギー ,  *毒性 ,  前駆体 ,  生体内変化 ,  LUMO ,  質量スペクトル ,  代謝産物 ,  アニオンラジカル ,  *電子付着 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： 中性 ,  水素原子 ,  量子化学計算 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 電子と分子の衝突・散乱  (BH07030A)

物質索引 (1件)： クロルピリホス

タイトルに関連する用語 (5件)： クロルピリホス ,  フラグメンテーション ,  代謝 ,  毒性 ,  可能性