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J-GLOBAL ID：201802256026578633   整理番号：18A1881551

機能的クレームとサポート要件-広すぎるクレームが許容される限界-

著者 (1件)： 岩坪哲
資料名： パテント  (Patent)
巻： 71  号： 11  ページ： 75-88  発行年： 2018年09月30日 
JST資料番号： G0278A  ISSN： 0287-4954  CODEN： JAXXA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・機能的クレームにおいては発明の要旨が一定の機能ないし作用効果の面のみから規定され,具体的な手段によって規定されていないため,クレームの記載自体からは,発明の構成が不特定,不明瞭であったり,一定の機能ないし作用効果を達成し得るものであればどのような技術的手段でもすべて包含するかのように解釈される可能性が生じたりする。
・場合によっては,発明の詳細な説明の開示内容と比較してクレーム文言が広すぎ,あるいはクレームが文言上公知事項を包含することにもなる。
・本稿ではこの問題を分析し,次いで現在到達しているサポート要件に触れ,機能的クレームを理由とする限定解釈のもとでもサポート要件に問われない限界点に言及。
・機能的クレームの属性。
・サポート要件(偏向フィルム事件,など)
・事例(魚掴み器事件,など)
・考察。

シソーラス用語： 苦情 ,  特許侵害訴訟 ,  *特許審査 ,  特許法 ,  *特許明細書 ,  *特許請求範囲 ,  産業財産権 ,  特許判例
準シソーラス用語： クレーム ,  機能性

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

タイトルに関連する用語 (3件)： クレーム ,  許容 ,  限界