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J-GLOBAL ID:201802256094031390   整理番号:18A0572411

高密度リポ蛋白質のプロテオーム多様性は心不全患者における臨床転帰との関連性を説明する【Powered by NICT】

Proteomic diversity of high-density lipoprotein explains its association with clinical outcome in patients with heart failure
著者 (24件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 260-267  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2568A  ISSN: 1388-9842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:以前に,低高密度リポ蛋白質(HDL)コレステロールはHFの患者での死亡および/または心不全(HF)入院の最も強い予測因子の一つであることが分かった。は,HDLと臨床転帰の間の関連を説明する基礎となる病態生理学的機序を明らかにするために多機能HDLプロテオームの詳細な調査を行った。【方法】と結果:BIOSTAT CHF1から1心血管死/生存比をもつ90HF患者のコホートを選択した。リポ蛋白質の選択的濃縮のための新規な最適化プロトコルは,プラズマを調製するために用いた。試料の濃縮リポ蛋白質含有量を,高分解能ナノスケール液体クロマトグラフィー-質量分析に基づくプロテオミクスを用いて解析し,無標識アプローチを利用した。HDLプロテオーム内で,49--蛋白質は死亡例と生存例の間に有意差を認めた。12--蛋白質の最適化されたモデルは76%の精度(Nagelkerke R~2=0.37,p<0.001)と死を予測した。このモデルに最も強い寄与因子はフィラミン-A(アクチンフィラメントの架橋に関連した)[オッズ比(OR)0.31,95%信頼区間(CI)0.15 0.61,P=0.001]と肺サーファクタント関連蛋白質B(肺胞毛細血管膜機能に関連した)(OR 2.50, 95% CI 1.57 3.98, P<0.001)であった。モデルは0.82の曲線(95% CI 0.77 0.87, P<0.001)下面積と死亡率を予測した。内部交差検証は73.3±7.2%の精度をもたらした。【結論】本研究はHF生存者と死亡の間のHDLプロテオームの組成における顕著な差異を示した。最強の相異はアクチンフィラメントと肺胞毛細血管膜機能の架橋を反映した蛋白質で見られ,HDLとの関連の基礎となる潜在的病態生理学的機序とHFの臨床転帰を提起した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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蛋白質・ペプチド一般  ,  循環系の臨床医学一般 
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