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J-GLOBAL ID:201802256265116582   整理番号:18A1153995

小児における神経ボレリア症の診断マーカーとしての脳脊髄液CXCL13:後ろ向き症例対照研究【JST・京大機械翻訳】

Cerebrospinal fluid CXCL13 as a diagnostic marker of neuroborreliosis in children: a retrospective case-control study
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 173  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ライム神経障害(LNB)は,小児におけるライム病の頻繁な症状であり,その現在の診断には限界がある。LNBを有する成人患者の脳脊髄液(CSF)におけるケモカインCXCL13の上昇が示され,新しい診断マーカーとして示唆されている。本研究の目的は,LNB疑いの子供のCSFにおけるこのマーカーを評価し,LNBと他の中枢神経系(CNS)感染を区別するCXCL13カットオフ濃度を測定することであった。【方法】この単一センター遡及的症例対照研究のために,著者らは,LNB疑いのある185人の小児のCSFにおけるCXCL13濃度を測定するために,診断的に承認されたELISAを使用した。患者は,明確なLNB(症例),非LNB(他のCNSによる対照)および可能なLNBに分類された。症例と対照の比較により,受信者動作特性曲線を作成した。【結果】CXCL13は,91人の対照患者(中央値4.5pg/ml,p<0.001)と比較して,明確なLNB(中央値774.7pg/ml)を有する53人の小児のCSFにおいて有意に上昇した。55pg/mlのカットオフは,確定LNBの診断に対して96.7%の感度と98.1%の特異性をもたらし,試験は1525.3の診断オッズ比を示した。高いCSF CXCL13レベルは,ウイルス性髄膜炎(エンテロウイルスn=1,水痘-帯状ほう疹ウイルスn=2)を有する3つの対照でも検出されたが,特発性顔面神経麻痺のような他のCNS罹患はCXCL13上昇を誘導しなかった。LNBの可能性がある41名の患者のうち,27%はカットオフ値55pg/ml(中央値16.7pg/ml)以上のCXCL13値を有していた。結論:CSF CXCL13は,成人において以前に示されたように,初期LNBの間に小児において高度に上昇している。CXCL13は,子供における他のCNS罹患からLNBを区別するのに役立つ高感度で特異的なマーカーである。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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血液の腫よう  ,  遺伝的変異 
引用文献 (46件):
  • Zentralbl Bakteriol Mikrobiol Hyg A; B. burgdorferi in Switzerland; A Aeschlimann, E Chamot, F Gigon, JP Jeanneret, D Kesseler, C Walther; 263; 1987; 450-458; CR1;
  • Lancet; Lyme borreliosis; G Stanek, GP Wormser, J Gray, F Strle; 379; 2012; 461-473; 10.1016/S0140-6736(11)60103-7; CR2;
  • Nat Rev Neurol; Lyme neuroborreliosis-epidemiology, diagnosis and management; U Koedel, V Fingerle, HW Pfister; 11; 8; 2015; 446-456; 10.1038/nrneurol.2015.121; CR3;
  • Ann Med; Lyme neuroborreliosis in children; HJ Christen; 28; 1996; 235-240; 10.3109/07853899609033125; CR4;
  • Brain; The clinical and epidemiological profile of Lyme neuroborreliosis in Denmark 1985-1990. A prospective study of 187 patients with Borrelia burgdorferi specific intrathecal antibody production; K Hansen, AM Lebech; 115; Pt 2; 1992; 399-423; 10.1093/brain/115.2.399; CR5;
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