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J-GLOBAL ID:201802256325415288   整理番号:18A0354053

尿中の前立腺癌バイオマーカーとしてのエキソソーム蛋白質質量分析発見から免疫学的試験ベース検証【Powered by NICT】

Exosomal proteins as prostate cancer biomarkers in urine: From mass spectrometry discovery to immunoassay-based validation
著者 (10件):
資料名:
巻: 98  ページ: 80-85  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0673A  ISSN: 0928-0987  CODEN: EPSCED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍特異的分子は生物学的流体から分離したエキソソームで見出すことができるのでエキソソームは最近非侵襲的癌バイオマーカーの新しい源として出現している。以前に質量分析による尿中エキソソームのプロテオームを解析し,健常男性に比べて前立腺癌患者における差次的に発現する蛋白質を同定した。質量分析は,これまで一般的には臨床検査室で使用されているので,ここでは,ウェスタンブロットまたはELISAのような抗体に基づく方法は,前立腺癌バイオマーカーとして同定された蛋白質の使用を検証するために用いることができるかどうかを調べた。フロチリン2TMEM256,Rab3BとLAMTOR1を検出するために設計したウェスタンブロット実験はこれらの蛋白質のレベルは健常男性に比べて前立腺癌患者から得られた尿エキソソームで高かったことを示した。さらに,16人の対照と16人の患者からの試料におけるフロチリン2の受信者動作特性曲線は0.91の曲線下面積,および94%の特異性を与えるしきい値で88%の感度を示した。さらに,フロチリン2およびPARK7のELISA検出はこれらの蛋白質の組合せは68%の感度と93%の特異性で前立腺癌患者と健常対照者を識別できることを示した。質量分析により同定されたいくつかの有望なバイオマーカーは良好な抗体の低エキソソーム量および/または欠如のためにウェスタンブロットまたはELISAによって評価することができなかった。結論として,著者らの結果は,質量分析による前立腺癌バイオマーカーとして同定されたいくつかの尿エキソソーム蛋白質は免疫学ベース法により解析した時,高い診断的価値を持ち,潜在的な臨床使用に近いこれらのバイオマーカーをもたらすことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物薬剤学(臨床)  ,  生物薬剤学(基礎) 

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