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J-GLOBAL ID:201802256327508988   整理番号:18A0580564

感覚ニューロンにおける線維芽細胞成長因子1型受容体刺激T型Ca~2+チャンネルはホスファチジルイノシトール3-キナーゼと蛋白質キナーゼA経路を必要とする,Aktとは無関係に【Powered by NICT】

Fibroblast growth factor type 1 receptor stimulation of T-type Ca2+ channels in sensory neurons requires the phosphatidylinositol 3-kinase and protein kinase A pathways, independently of Akt
著者 (11件):
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巻: 45  ページ: 93-101  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0667A  ISSN: 0898-6568  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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骨細胞により分泌された線維芽細胞成長因子-23(FGF 23)はリン酸ホメオスタシスに必須であることを循環因子として知られている。最近の研究は,末梢感覚ニューロンの侵害受容シグナル伝達におけるFGF-23の関与を示している。しかし,この効果の基礎となる関連機序は知られていない。本研究では,マウスにおける小径後根神経節(DRG)ニューロンにおけるT型Ca~2+チャンネル(T型チャネル)の調節におけるFGF-23の役割を決定した。著者らの結果は,FGF-23は濃度依存的にT型チャンネル電流を増加させることを示した。FGF-23誘導応答はFGF1型受容体(FGFR1)に依存し,定常状態不活性化曲線の脱分極シフトを伴っていた。ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)阻害剤LY294002によるニューロンの前処理は,FGF-23媒介T型チャネル応答を抑制した。リン酸化Akt(p-Akt)の分析は,FGF-23は有意にAktを活性化することを明らかにしたが,Akt阻害はFGF-23誘導T型チャンネル電流増加に影響しなかった。細胞透過性蛋白質キナーゼA(PKA)阻害剤KT5720前処理とPKI6 22の細胞内適用は,両T型チャネルにおけるFGF-23の促進効果を消失させたが,PKCの阻害は影響を及ぼさなかった。要約すると,これらの知見はFGF-23はFGFR1の活性化,小さいDRGニューロンのPI3K依存性PKAシグナル伝達カスケードに結合を介してT型チャンネル活性を促進することを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般 
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