文献
J-GLOBAL ID:201802256397260284   整理番号:18A1885048

札幌市中心部に生育するイネ科植物の花粉生産量-オオスズメノテッポウ・カモガヤ・ノゲシバムギ・クサヨシを例として-

Pollen production of grass plants in the central part of Sapporo city-case of Alopecurus pratensis, Dactylis glomerata, Elytrigia repens var. aristata and Phalaris arundinacea-
著者 (41件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 1-5  発行年: 2018年09月20日 
JST資料番号: L0434A  ISSN: 0387-1851  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
オオスズメノテッポウ,カモガヤ,ノゲシバムギ,およびクサヨシの花粉の生産について,2016年および2017年の6月から9月にかけて札幌市の中心部で調査した。1平方メートルの開花頭部当たりに生産した花粉数を推定するために,開花頭部当たりの小花数,小花当たりの葯の数,および葯当たりの花粉数を4種類の雑草について計数した。これらのデータを用いて計算した開花頭部当たりの花粉数は,オオスズメノテッポウでは3.3×106個,カモガヤでは9.2×106個,ノゲシバムギでは0.7×106個,そしてクサヨシでは2.7×106個であった。結果として,平方メートル当たりに生産した花粉数[×106・m2]はオオスズメノテッポウでは4.3,カモガヤでは2046.2,ノゲシバムギでは26.5,そしてクサヨシでは0.3と推定できた。本研究における開花頭部または単位面積当たりの花粉の生産数は,岩手県の盛岡市で以前に測定された推定値と比較して低い値であった。特に,著者らの結果では,小花数と葯当たりの花粉数が少なかった。さらに,在来種であるクサヨシの葯当たりの花粉数は,50%~60%以下であった。この事実は,他の3種類の外来種の稔性の強さをも示唆した。従って,外来種は適した地域を超えた広い範囲で多くの花粉を生産し,花粉症のリスクを増している。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る