抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:重慶市にある二甲病院の重症医学科(ICU)創傷患者の多臓器不全症候群(MODS)の発生状況を観察し、その危険因子を検討し、簡易早期警報採点システムを確立する。【方法】2012年1月1日から2015年12月31日の重慶市にある2甲病院のICUで治療を受けた175例の外傷患者の臨床データを,MODS群(88例)と非MODS群(87例)に分けた。両群患者の一般状況、各項目検査と検査結果、及び損傷重症度スコア(ISS)、新損傷重症度スコア(NISS)、逐次臓器不全スコア(SOFA)を比較した。グラスゴー昏睡スコア(GCS)と急性生理学と慢性健康状況採点システムII(APACHEII)採点。多変量ロジスティック回帰分析を,単変量分析(ANOVA)によって行い,そして,外傷患者のMODSの独立危険因子を,スクリーニングした。受信者動作特性曲線(ROC)を描き、ROC曲線下面積(AUC)を計算し、重症創傷患者の早期警報採点システムによるMODS予測の価値を評価した。【結果】合計175例の患者のうち,MODSの発生率は50.29%(88/175)であり,急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の発生率は53.71%(94/175)であり,死亡率は17.71%(31/175)であった。非MODS群と比べ、MODS群患者の心房細動、中心静脈留置と気管挿管の確率が高く、感染、ARDS、創傷後凝固病の発症率及び入院時間、SOFAスコアと吸入酸素濃度(FiO2)はすべて高かった。動脈血酸素分圧(PaO2),酸素化指数(PaO2/FiO2)およびGCSスコアは低く,有意差が認められた(P<0.05)。また、両群患者のISS、NISSとAPACHEIIスコアに統計学的有意差はなかった(いずれもP>0.05)。多因子ロジスティック回帰分析は,PaO2/FiO2<300mmHg(1mmHg=0.133kPa),心房細動,中心静脈カテーテル,3点≦GCS≦8,9点≦GCS≦12が回帰モデルに入ることを示した。上述の5つの指標をそれぞれ4、3、1、2、1点に分け、総得点をMODSの簡易採点とする。ROC曲線を分析した。MODSの簡易スコアにより、重症創傷患者のMODS感受性は53.41%、特異度は93.10%、AUCは0.794、95%信頼区間(95%CI)=0.7240.852で、GCS(AUC=0)より明らかに高い。730)、心房細動(AUC=0.614)、PaO2/FiO2(AUC=0.719)と中心静脈留置(AUC=0.586)などの単独の予測値。結論:MODS簡易採点システムは臨床医が迅速に適時に患者の病状の変化を判断することができ、病院の臨床治療措置の改善を指導し、患者の病死率を下げることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】