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J-GLOBAL ID:201802256436331695   整理番号:18A0966102

肥満関連SNPsの対立遺伝子頻度における集団分化【JST・京大機械翻訳】

Population differentiation in allele frequencies of obesity-associated SNPs
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 861  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7048A  ISSN: 1471-2164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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肥満は世界の健康問題として出現しており,世界の成人集団の1/3以上が過体重または肥満である。本研究では,肥満関連SNP(単一ヌクレオチド多型)の対立遺伝子頻度における世界的集団分化を調べた。公開データベースから合計225の肥満関連SNPを収集した。それらの集団レベル対立遺伝子頻度を,1000のゲノムプロジェクト(フェーズ3)からの遺伝子型データに基づいて誘導した。著者らは,与えられたSNPにおける効果対立遺伝子が,全体のプールされた個体群に関して1000のゲノムプロジェクトで調査された26の個体群の各々において有意に濃縮されるか,枯渇されるかどうかを評価するために,超幾何学的モデルを使用した。著者らの結果は,225のSNPのうち195(86.7%)が,26の個体群の少なくとも1つにおいて有意に濃縮されるか,または枯渇された効果対立遺伝子を有することを示す。同じ大陸グループ内の個体群は類似の対立遺伝子濃縮/枯渇パターンを示し,大陸間集団は異なるパターンを示した。225個のSNPのうち,15個のSNPクラスターはFTO遺伝子の最初のイントロン領域にクラスターを形成し,それはボディマスインデックス(BMI)と脂肪量に関連する主要な遺伝子である。アフリカの個体群は,ヨーロッパとアジアの個体群がより大きなブロックを持つ間,15のSNPの間でLD(連鎖不均衡)のより小さいブロックを示した。肥満に関連する全ての変異体の累積効果を推定するために,肥満に対する個人的複合遺伝的リスクスコアを開発した。著者らの結果は,東アジアの個体群が複合リスクスコアの最も低い平均値を持つのに対して,3つのヨーロッパの個体群が最も高い平均値を持つことを示した。加えて,複合遺伝的リスクスコアの集団レベル平均は,肥満罹患率と有意に相関している(R2=0.35,P=0.0060)。肥満関連SNPの対立遺伝子頻度における実質的な集団分化を検出した。結果は,肥満罹患率における集団格差に寄与する遺伝的基礎の解明を助ける。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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代謝異常・栄養性疾患一般 
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