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J-GLOBAL ID：201802256456316307   整理番号：18A0772124

層状物質 ナトリウムイオン電池用クロム・チタン系層状酸化物

著者 (1件)： 藪内直明 (Yokohama National Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 53  号： 5  ページ： 348-350  発行年： 2018年05月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・電気自動車用の電力貯蔵用大型蓄電システムにおいて,リチウムに代わって資源的に豊富なナトリウムを用いたナトリウムイオン電池が期待されており,本稿では,Ti⁴⁺の固溶とNaを欠損した構造のNaCrO₂系層状酸化物の電気化学特性および充放電反応機構について検討。
・xNaCrO₂-(1-x)TiO₂(0.5・長期サイクル試験の結果,P2相(x=0.67)は正極として,P3相(x=0.58)は負極として100サイクル後も高い容量と優れた可逆性を有することが判明。

シソーラス用語： 層状化合物 ,  酸化物 ,  電気自動車 ,  二次電池 ,  電極材料 ,  *クロム酸塩 ,  ナトリウム化合物 ,  酸化チタン ,  結晶構造 ,  電気特性 ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  耐久性 ,  不純物補償
準シソーラス用語： *層状酸化物 ,  *ナトリウムイオン電池 ,  クロム酸ナトリウム ,  二酸化チタン ,  蓄電池 ,  組成依存性 ,  *充放電特性 ,  電気化学特性 ,  電荷補償

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (4件)：

• N. Yabuuchi, K. Kubota, M. Dahbi and S. Komaba, Chem. Rev., 114, 11636 (2014).
• S. Komaba et al., Electrochem. Commun., 12, 355 (2010).
• X. Xia and J. R. Dahn, Electrochem. Solid-State Lett., 15, A1 (2012).
• Y. Tsuchiya and N. Yabuuchi, Chem. Mater., 28, 7006 (2016).

タイトルに関連する用語 (4件)： ナトリウムイオン電池 ,  クロム ,  チタン ,  層状酸化物