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J-GLOBAL ID:201802256462634238   整理番号:18A1714774

舌下免疫療法後のアレルギー性鼻炎患者における特異的に減少したTh2細胞サブセットの同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of specifically reduced Th2 cell subsets in allergic rhinitis patients after sublingual immunotherapy
著者 (15件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 1823-1832  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0643B  ISSN: 0105-4538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:Th2細胞はアレルギー性鼻炎(AR)を含むアレルギー疾患において重要な役割を果たすことがよく知られているが,ARの病因を誘導し維持する因子は不明のままである。舌下免疫療法(SLIT)の最近の開発は,ARの基礎となる病因への変化を可能にすることが期待されている。しかし,Th2細胞サブセットは,病原性Th2細胞に対するSLITの影響,およびSLIT効果とTh2細胞サブセットの関連性が明らかにされていない。【方法】末梢血単核細胞(PBMC)におけるHDM反応性T細胞サブセットのサイトカイン産生と頻度を,HDM錠剤によるSLITのプラセボ対照研究に参加した89名のHDM-AR患者(プラセボ[n=43]とHDM300IR[n=46])におけるフローサイトメトリーを用いて評価した。すべての患者は,ベースラインとしての治療前と52週の研究終了時の両方のサンプルを提供した。PBMCは,HDM抽出物で培養する前に,CellTrace Violet(CTV)で染色された,そして,HDM反応性T細胞は,減少したCTVを伴う増殖細胞として検出された。【結果】HDM反応性IL-5+IL-13+CD27-CD161+CD4+細胞およびST2+CD45RO+CD4+細胞は,それぞれの患者の末梢血においてHDM-ARで観察された。これらの細胞は活性錠剤で処理した群でSLIT後に有意に減少した。HDM反応性ST2+CD45RO+CD4+細胞は活性応答者で有意に低かった。結論:Allergen反応性ST2+CD45RO+CD4+細胞またはIL-5+IL-13+CD27-CD161+CD4+細胞との併用は,SLITの成功した治療を示すマーカーとして有用である可能性がある。これらの細胞は,病原性記憶Th2細胞としてのARの病因において重要な役割を果たしている可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療 

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