文献
J-GLOBAL ID:201802256464147458   整理番号:18A0642993

閃亜鉛鉱と方鉛鉱におけるLA-ICPMS微量元素地球化学による江西冷水坑銀鉛亜鉛鉱田の成因制約【JST・京大機械翻訳】

Genesis of the Lengshuikeng Ag-Pb-Zn Orefield in Jiangxi: Constraint from In-situ LA-ICPMS Analyses of Minor and Trace Elements in Sphalerite and Galena
著者 (2件):
資料名:
巻: 91  号: 10  ページ: 2256-2272  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0484B  ISSN: 0001-5717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
冷水坑の銀鉛亜鉛鉱田は江西省の貴渓市に位置し、中国の重要な銀鉛亜鉛鉱区集であることが明らかになっている。鉱石田の中には二種類の特徴が異なる鉱体があり、一つは花崗岩斑内に存在する細脈の染み状-大脈状鉱体であり、もう一つは火山砕屑岩層中に生成した塊状硫化物鉱体である。しかし、現在、二種類の鉱体の成因と関係についてはまだ議論が存在している。本論文では、レーザー削剥誘導結合プラズマ質量分析計により、二種類の鉱体中の閃亜鉛鉱と方鉛鉱に対してマイクロゾーンのin situ成分の測定を行い、それらの微量元素の特徴によって鉱床の成因問題を制約することを試みた。分析結果により、細脈浸染状-大脈状鉱体中の閃亜鉛鉱は比較的に高いFe、Mn、Pb、Ag、Cu、Sb、SnとTlの含有量を持ち、層制御塊状硫化物鉱体中の閃亜鉛鉱は比較的に高いCd含有量を持つことが明らかになった。二種類の鉱体中の方鉛鉱の微量元素もある程度の差があり、前者は比較的に高いAg、Sb、SnとAu含有量を持っているが、後者は比較的高いCd、Bi、SeとTlを持つ。国内外の異なる成因タイプの鉛亜鉛鉱床との総合的な比較により、冷水鉱山鉱の閃亜鉛鉱が低いZn/Cd比(66~131)、Cd/Fe比(0.06~0.31)とCo含有量(多数<10×106)を有することが分かった。相対的に高いSn含有量(多くの>1×10-6)は,これらの特徴が火山起源塊状硫化物鉱床中の閃亜鉛鉱の特徴と非常に類似しており,それらが類似の成因を持つ可能性があることを示している。さらに、著者らの研究結果により、冷水鉱山の閃亜鉛鉱閃亜鉛鉱中のFe、Cd、Ag、SbとTlなどの元素は主に類同形の形で存在するが、Cu、PbとSnなどの元素は主にミクロ包有物の形式で存在することが明らかになった。方鉛鉱の中のAg、Sb、Cd、SnとTlなどの元素は類同形の形で存在しているが、Mn、BiとSeなどの元素はミクロ包有物の形で存在する可能性がある。また、閃亜鉛鉱-方鉛鉱鉱石共生鉱物対のCd分配係数温度計に基づき、層制御塊状硫化物鉱体の形成温度は238~246°Cであり、細脈浸染状-大脈状鉱体の形成温度はやや低く、209~224°Cである。前者の閃亜鉛鉱中の相対的に低いFeとMn含有量は,酸素フガシティの影響によって引き起こされる可能性がある。これらの結果によると、我々は冷水鉱床の二種類の鉱体が同じ成因のメカニズムを持ち、鉱化流体と鉱床生成物質は主に深部マグマの熱水に由来し、温度、母岩の性質及び酸素のフガシティは二種類の鉱床の金属硫化物の微量元素の差異をコントロールする重要な要素であると思われる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属鉱床 

前のページに戻る