文献
J-GLOBAL ID:201802256472572170   整理番号:18A1492122

木材生産と生物多様性保全に配慮した保残伐施業による森林管理 -保残伐施業の概要と日本への適用-

Retention forestry to manage forests for timber production and biodiversity conservation. - a review to promote the effective application in Japan-
著者 (10件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 101-123(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0845B  ISSN: 0021-5007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
森林は人間活動に欠かすことのできない様々な生態系サービスを供給しているため,その環境的,経済的,文化的価値を存続させる森林管理アプローチが必要である。保残伐施業(retention forestry)は,主伐時に生立木や枯死木,森林パッチ等を維持することで伐採の影響を緩和し,木材生産と生物多様性保全の両立をめざす森林管理法である。従来の伐採が収穫するものに重点を置いていたのに対して,保残伐は伐採後に残すものを第一に考える点と,それらを長期間,少なくとも次の主伐まで維持する点に違いがある。保残伐は,皆伐に代わる伐採方法として主に北アメリカやヨーロッパの温帯林,北方林で広く実施されているが,日本を始めとしたアジア諸国では普及しておらず,人工林への適用例もほとんどない。そこで,日本で保残伐施業を普及させることを目的として,保残伐施業の目的,方法,歴史と世界的な実施状況を要約した。次に,保残伐の効果を検証するために行われている野外実験をレビューし,保残伐に関する研究動向を生物多様性,木材生産性,水土保全分野についてとりまとめた。そして,2013年から北海道で行っている「トドマツ人工林における保残伐施業の実証実験(REFRESH)」について紹介した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
林業一般  ,  造林一般  ,  伐木,造材 
引用文献 (168件):

前のページに戻る