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J-GLOBAL ID：201802256472786798   整理番号：18A1620468

マイクロ流体デバイスと多光子レーザ走査顕微鏡を用いた生きた腫瘍スフェロイド内の酸素張力変動の研究【JST・京大機械翻訳】

Study of oxygen tension variation within live tumor spheroids using microfluidic devices and multi-photon laser scanning microscopy

著者 (8件)： Sarkar Sreerupa (Department of Engineering and System Science, National Tsing Hua University, Hsinchu 30013, Taiwan) ,  Peng Chien-Chung ,  Kuo Chiung Wen ,  Chueh Di-Yen ,  Wu Hsiao-Mei ,  Liu Yuan-Hsuan ,  Chen Peilin ,  Tung Yi-Chung
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 53  ページ： 30320-30329  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロ流体デバイスを用いた三次元細胞スフェロイド培養は,腫瘍スフェロイド構造と内部微小環境を研究するための便利なin vitroモデルを提供する。最近の研究は,固形腫瘍内部の酸素欠乏帯が血管新生時の局所サイトカインと内皮血管系増殖の促進に関与することを示唆している。本研究では,ヒト骨肉腫細胞の生きたスフェロイド内の酸素張力の変化を研究するために,マイクロ流体デバイスと多光子レーザ走査顕微鏡(MPLSM)を組み合わせた統合アプローチを開発した。均一形状のサイズ制御スフェロイドを成長させ,ポリジメチルシロキサン(PDMS)ベースのマイクロ流体デバイスを用いて収集した。得られたスフェロイドの蛍光ライブイメージングを,MPLSMと市販の酸素感受性色素,Image-iT Redを用いて行い,スフェロイド内の酸素張力変化とヒト臍静脈内皮細胞(HUVECs)の単層との共培養を観察した。直径が90±10μmから140±10μmの範囲のスフェロイド内で酸素張力の変化が観察された。蛍光画像は,スフェロイドが6時間から8時間にわたってHUVEC単層と共培養されるとき,低酸素化コアが減少することを示した。実験において,HUVEC条件培地処理と細胞接着基質によるスフェロイドを測定し,スフェロイド内の酸素張力に対するそれらの重要性を研究するために分析した。結果は,スフェロイドがそれらの条件下で培養されるとき,スフェロイド内の酸素化が改善されることを示す。著者らの研究は,内皮細胞および条件培地の影響下で,生きた腫瘍スフェロイド内の酸素張力変化を研究するための効率的な方法を提示する。この方法は血管新生時の腫瘍酸素微小環境のさらなる研究に利用できる。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  内皮 ,  *マイクロ流体デバイス ,  蛍光 ,  基質 ,  血管新生 ,  *酸素 ,  共培養 ,  サイトカイン ,  酸素欠乏 ,  内皮細胞 ,  細胞接着 ,  三次元
準シソーラス用語： 微小環境 ,  *スフェロイド , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： マイクロ流体デバイス ,  光子 ,  レーザ走査顕微鏡 ,  腫瘍スフェロイド ,  酸素 ,  張力変動 ,  研究