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J-GLOBAL ID：201802256550546210   整理番号：18A1376875

交通空白地でのコ・ガバナンスの形成における課題 -山間部での自家用有償旅客運送による地域主体交通を事例に-

Challenges of Co-governance Construction in Rural Areas with Mobility Issues: Case Studies of Community-Based Transportation Services in Japan

著者 (1件)： 衛藤彬史 (神戸大学大学院農学研究科)
資料名： 農林業問題研究(Web)  (Journal of Rural Problems (Web))
巻： 54  号： 2  ページ： 44-52(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0665A  ISSN： 2185-9973  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多くの農村および山村において,自家用車は日常生活に不可欠である。個人が運転できないかまたは民間輸送にアクセスできないときには,移動性に対する機会は限られている。地方自治体の資源は限られているが,これらの地域における輸送の十分な手段を確保するためには,自治体だけでなく,それら自身の輸送サービスを構築するために協力するための複数のアクターが必要である。コミュニティベースの輸送システムを確立するための努力に関する文献レビューとインタビュー調査に基づいて,本稿では,各々のアクターの間の関係に焦点をあて,どのようにして興味を組立,協調構造を形成できるかを明らかにした。また,この過程で引き起こる種々の課題を強調した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *交通 ,  *農村 ,  *山村 ,  *自家用車 ,  運転 ,  移動 ,  地方自治体 ,  輸送サービス施設 ,  協力
準シソーラス用語： アクター ,  日常生活

著者キーワード (5件)： 地域公共 ,  交通 ,  コ・によるコ・ ,  自家による自家 ,  地域による地域

分類 (2件)： 運輸交通・サービス一般  (TA01010L) ,  農業一般  (FB01010A)

引用文献 (11件)：

• 国土交通省(2013)「地域公共交通の現状等について」(http://www.mlit.go.jp/common/001011383.pdf)[2018年3月20日参照].
• 国土交通省(2015)「国家戦略特区WGヒアリング説明資料」(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/150917shiryou04-01.pdf)[2018年3月20日参照].
• 若菜千穂・広田純一(2016)「住民主体の外出支援としての空白地有償運送の導入プロセスの分析」『農村計画学会春期大会学術研究発表会要旨集』,2-3.
• 竹内伝史(2000)「需給調整規制の廃止に伴う地方自治体の新任務,公共輸送政策」『運輸政策研究』3(2),36-41.
• 国土交通政策研究所(2016)「地域公共交通サービスの評価に関する調査研究」『国土交通政策研究』134,1-28.

タイトルに関連する用語 (7件)： 交通 ,  空白 ,  山間部 ,  有償 ,  旅客 ,  運送 ,  地域