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J-GLOBAL ID:201802256572162905   整理番号:18A2029697

無菌マウスにおいて経口投与された口腔病理組織と共生は同等で無害な全身効果を有する【JST・京大機械翻訳】

An orally administered oral pathobiont and commensal have comparable and innocuous systemic effects in germ-free mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 950-960  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0196A  ISSN: 0022-3484  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【背景と目的】著者らは,最近,経口投与したPorphyromonas gingivalisが腸内微生物相組成に影響を及ぼし,その後全身性炎症をもたらす,歯周炎と全身性疾患を結びつける新しい機構を提案した。しかしながら,P.gingivalisが腸から全身効果を生じる機構は不明である。【材料と方法】6週齢の無菌マウスに,5週間,週2回,経口病原体P.gingivalisまたは経口共生Lactobacillus salivariusのどちらかを経口投与した。対照マウスには賦形剤のみを投与した。歯槽骨吸収を組織学的に評価した。種々の遺伝子の発現プロファイルを,リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を用いて,歯肉組織,肝臓,小腸および大腸において分析した。血清を抗体,エンドトキシンおよびインターロイキン(IL)-6レベルで分析した。抗体レベルは,腸間膜リンパ節と脾臓からの細胞の培養上清についても分析した。腸間膜リンパ節と脾臓からの細胞におけるT-ヘルパー17とTregの比率を,フローサイトメトリーによって分析した。細胞培養上清におけるIL-6とIL-17のレベルを,酵素結合免疫吸着検定法によって分析した。結果:P.gingivalis投与は歯槽骨吸収を誘導しなかった。P.gingivalisは無菌マウスにおいて全身抗体応答を誘導したが,P.gingivalisは歯肉,肝臓及び腸組織において炎症反応を誘導せず,T-ヘルパー17及びTregの割合を変化させた。しかしながら,IL-6およびIL-17産生は,P.gingivalis投与マウスの腸間膜リンパ節からの細胞において,それぞれ有意に上昇し,上昇する傾向があった。興味深いことに,歯肉および腸におけるIL-10およびタイトジャンクション蛋白質の発現は,それぞれP.gingivalis処理マウスにおいて有意に上方制御された。L.salivariusの投与はP.gingivalisと同様の効果を誘導した。結論:経口病原体P.gingivalisは,無菌マウスに投与した場合,検出可能な病原性変化または主要な宿主応答を誘導しなかった。P.gingivalisによる味覚仲介全身効果の間接的機構がある可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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歯の基礎医学  ,  感染症・寄生虫症一般 

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