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J-GLOBAL ID:201802256709881208   整理番号:18A0836251

2012年から2014年の北海道東部太平洋側における定置網による鰭脚類の混獲状況

By-catch records of pinnipeds by salmon set-nets in the Pacific Ocean of the eastern Hokkaido from 2012 to 2014
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 1-10  発行年: 2017年03月01日 
JST資料番号: L7884B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道東部の海岸に沿った太平洋は海洋資源が豊富で,多くの鰭脚亜目種がこの地域に生息している。本稿では,2012~2014年の春から秋にかけて,北海道東部の水域におけるサケ定置網で偶然に捕獲された鰭脚亜目種の数と種を報告した。捕獲個体数は秋より春に多く,大部分の動物は昆布森と浜中で捕獲された。北海道沿岸に生息するすべての種個体類を春に捕獲した。この季節に捕獲された主なアザラシ種は,ゼニガタアザラシ,ゴマフアザラシ,およびオットセイであり,一方,秋における捕獲された動物の大部分は,ゼニガタアザラシであった。ほとんどの捕獲アザラシは若い個体であった。しかし,子に加えて,妊娠したオットセイの雌は偶発的に捕獲され,保育のために北へ移動している可能性があった。回遊鰭脚亜目種は環境に依存し,年ごとの漁獲数の変化は大きかった。対照的に,常在種はほとんど変化しなかった。したがって,移動性鰭脚亜目種の漁獲の状態は環境変化の指標として使用でき,一方,ゼニガタアザラシのような港湾鰭脚亜目種は常在種の変化指標として試用できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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漁獲法  ,  個体群生態学 

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