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J-GLOBAL ID:201802256861821931   整理番号:18A0235999

カニクイザルにおけるチトクロームP450の機能的に関連した変異体の遺伝子型決定法の開発【Powered by NICT】

Development of genotyping method for functionally relevant variants of cytochromes P450 in cynomolgus macaques
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: e30-e34  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1722A  ISSN: 0140-7783  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カニクイザル(Macaca fascicularis),薬物代謝研究に広く使用されてでは,CYP2C9,CYP2C76,CYP2D6,CYP3A4,及びCYP3A5,重要な薬物代謝酵素であり,肝に多量に発現とチトクロームP450基質を代謝する。CYP2C9(c.334A>C),CYP2C76(c.449TG>A),CYP2D6(c.891A>G),CYP3A4(I VS3+1G>del),およびCYP3A5(c.625A>T)は酵素の代謝活性を実質的に影響し,薬物代謝研究における重要な変形である。本研究では,リアルタイムPCR法は,これらの変異体を遺伝子型解析のために開発した。方法の妥当性は,二野生型,二ヘテロ接合,および二ホモ接合DNA遺伝子型決定により検証し,五変異体41カニクイザル(カンボジア,インドネシア,フィリピン,ベトナム),もう一つの重要な変異CYP2C19(c.308C>T)を遺伝子型判定するために使用した。CYP2C9とCYP2C19変異体はカンボジアとベトナム動物のみに認められたが,CYP2C76およびCYP2D6変異体は,インドネシアとフィリピン動物のみで見られた。CYP3A4とCYP3A5変異体を解析し動物のいずれにも認められなかった。モーリシャス動物,比較のために次世代シーケンシングデータを用いて遺伝子型は,CYP2C19とCYP2D6変異体,他の変異を有していた。これらの結果は,動物群間でこれらの重要な変異体の有病率の違いを示した。それ故,開発した遺伝子型決定ツールであるカニクイザルを用いた薬物代謝研究に有用である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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酵素生理 
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