内側前頭前皮質および側坐核におけるコルチコステロンのコカイン誘発増加に及ぼすメチラポンとオキサゼパムの併用の影響【Powered by NICT】

Keller Courtney M.; Breaux Kelly N.; Goeders Nicholas E.

文献

J-GLOBAL ID：201802256875377048 整理番号：18A0399879

内側前頭前皮質および側坐核におけるコルチコステロンのコカイン誘発増加に及ぼすメチラポンとオキサゼパムの併用の影響【Powered by NICT】

Effects of the combination of metyrapone and oxazepam on cocaine-induced increases in corticosterone in the medial prefrontal cortex and nucleus accumbens

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資料名：
巻： 77 ページ： 75-83 発行年： 2017年
JST資料番号： A1251A ISSN： 0306-4530 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

著者らは以前に,HPA軸活性を減弱させることが知られている薬物(すなわち,メチラポンとオキサゼパム)の組合せはラットにおけるコカイン自己投与およびキュー反応性を効果的に低減することを実証した。しかし,観察された行動効果と一致し,作用の異なる機構が関与している必要があることを示し血しょうコルチコステロンの変化は見られなかった。メチラポンとオキサゼパムの組み合わせは,脳におけるコルチコステロンのコカイン誘導増加を減少させることにより,探索コカインを減弱することを仮定した。雄ラットは内側前前頭皮質または側坐核を標的とするガイドカニューレを注入した。手術から回復したラット後,微小透析セッションを施行した。ラットは実験室とセッション前夜ガイドカニューレに挿入した透析プローブに収容した。翌日,透析液試料は五時間セッションにわたって収集した。ベースライン試料は最初の二時間採取し,20分ごとに異なる。試料は,コカイン(15mg/kg,ip)の投与後に採取した。コカインの注入の前に,ラットに賦形剤またはメチラポン(50mg/kg,ip)とオキサゼパム(10mg/kg,ip)の組み合わせのどちらかで前処理した。コカインの投与は車両前処理後の内側前頭前皮質におけるコルチコステロンの増加,側坐核では観察されなかったをもたらした。コルチコステロンのコカイン誘導増加はメチラポン/オキサゼパムにより抑制された。内側前前頭皮質におけるコルチコステロンのコカイン誘発増加を低減,メチラポン/オキサゼパムの組合せは,その行動効果を誘起する新しい機構を表すかもしれない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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中枢神経系

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