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J-GLOBAL ID：201802256933198747   整理番号：18A0863260

水素濃度勾配中において形成される球体まわりの斜めデトネーション

Oblique Detonation on a Spherical Body Formed in Hydrogen Concentration Gradient

著者 (10件)： 岩田和也 (日本大 生産工) ,  冨田啓太 (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  吉木一秀 (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  前田慎市 (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  小原哲郎 (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  中谷辰爾 (東大 大学院工学系研究科) ,  津江光洋 (東大 大学院工学系研究科) ,  今村宰 (日本大 生産工) ,  秋濱一弘 (日本大 生産工) ,  山崎博司 (日本大 生産工)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 60  号： 192  ページ： 124-132  発行年： 2018年05月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・不均一混合物中の斜めデトネーション波(ODW)を,高速シュリーレン写真を通して二段式軽ガス銃を用いて調べた。濃度勾配は水素注入により形成され,待ち時間により制御された。ヘリウムを水素の代わりに用いて,ガスサンプリングにより勾配を測定した。結果として,可変Chapman-Jouguet(C-J)速度により非対称湾曲ODWフロントが現れた。安定化/減衰ODWが発射体の上/下にあるStraw Hat型構造を伴う待ち時間に依存して,非対称Straw Hat型構造も観察された。均一混合物の場合との比較により,ODWが観察される範囲が曲率効果と膨張波による減衰がないため遠方場で増加することを明らかにし,無次元直径に基づく基準が必ずしも有効でないことを示した。さらに,1つの低速実験の場合では,燃料リッチ領域において局所的に伝搬するデトネーションに遭遇し,それは,発射体速度を超える局所的により大きなC-J速度に起因することができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *デトネーション ,  デトネーション波 ,  シュリーレン写真 ,  待ち時間 ,  濃度勾配 ,  水素 ,  濃度 ,  ヘリウム ,  球 ,  混合気体 ,  投射物体 ,  波動伝搬 ,  飛翔体
準シソーラス用語： 球体 ,  *斜めデトネーション ,  水素濃度 ,  弾性波伝搬 ,  予混合気

分類 (1件)： 燃焼一般  (XE04010W)

引用文献 (31件)：

• 1. Gross, R. A., AIAA J. 1(5): 1225-1227 (1963).
• 2. Li, C., Kailasanath, K., and Oran, E. S., Phys. Fluids. 6(4): 1600-1611 (1994).
• 3. Da Silva, L. F. F., and Deshaies, B., Combust. Flame 121: 152-166 (2000).
• 4. Verreault, J., and Higgins, A. J., Proc. Combust. Inst., 33: 2311-2318 (2011).
• 5. Choi, J.-Y., Kim, D.-W., Jeung, I.-S., Ma, F., and Yang, V., Proc. Combust. Inst. 31: 2473-2480 (2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素 ,  濃度勾配 ,  球体 ,  まわり ,  デトネーション