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J-GLOBAL ID：201802256944068910   整理番号：18A2013917

山岳登山者見守りシステムの開発と課題

Research and Development of a Mountain Climber Observation System

著者 (6件)： 不破泰 (信州大) ,  野口浩平 (サーキットデザイン) ,  中村治彦 (サーキットデザイン) ,  長曽我部嘉博 (サーキットデザイン) ,  甘利大斗 (信州大) ,  ASANO David (信州大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 244(ICTSSL2018 26-34)  ページ： 37-42  発行年： 2018年10月11日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳登山ブームの中で遭難者の増加が問題になっている事を受け,我々は山岳登山者を見守るシステムを開発している。このシステムは,登山者が持つGPSを備えた端末が一定時間毎に送信する位置情報をサーバで管理し,登山者を見守るものである。ここで,山岳部は携帯電話のサービスエリア外が大半であり,山岳部に新たに中継網を構築する必要がある。しかし,山岳部の多くは国立公園に指定され,多くの中継機を設置することは困難であるため,太陽光で動作できる低消費電力で,通信距離が長い中継機を,山中に最小限設置して山全体をカバーする事が求められる。さらに,多くの登山者がそれぞれ端末を持って登山してもパケット損失が増大しない通信網が必要となる。本発表では,山岳登山者見守りシステムの概要を述べるとともに,その実現のための課題と課題解決のために我々が今開発を進めている新たな通信システムについて述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *山岳 ,  スポーツ ,  レクリエーション ,  *遠隔監視 ,  無線伝送 ,  人間 ,  *計算機システム開発 ,  位置情報 ,  パケット損失 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  見守りシステム ,  登山

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (3件)：

• 警察庁生活安全局地域課,′′平成29年における山岳遭難の概況′′, https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/300621yama_nennpoul.pdf, Jun. 2018.
• David ASANO, Daichi KUROYANAGI, Hikofumi SUZUKI, Eiki MOTOYAMA, Yasushi FUWA, ′′A Pseudo-TDMA MAC Protocol Using Randomly Determined Transmission Times for Landslide Prediction Wireless Sensor Networks′′, IEICE Transactions on Communications, E97-B, 7, 1449-1456, 2014.
• 増田聖乃,アサノデービッド,不破泰,′′無線センサーネットワークにおける端末の送信タイミング自律的決定方式の検討′′,電子情報通信学会知的環境とセンサネットワーク研究会信学技報,pp.163-168,ASN2017-112,Jan.2018.

タイトルに関連する用語 (4件)： 山岳 ,  登山 ,  見守りシステム ,  開発