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J-GLOBAL ID：201802256944583550   整理番号：18A0941226

ナノ結晶イットリア安定化ジルコニアに及ぼすLa3+ドーピング偏析効果の原子論的モデリング【JST・京大機械翻訳】

Atomistic modeling of La³⁺ doping segregation effect on nanocrystalline yttria-stabilized zirconia

著者 (4件)： Zhang Shenli (Department of Materials Science and Engineering, University of California, Davis, Davis, CA 95616, USA. [e-mail] [e-mail]) ,  Sha Haoyan ,  Castro Ricardo H. R. ,  Faller Roland
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 19  ページ： 13215-13223  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ結晶イットリア安定化ジルコニア(YSZ)の構造とイオン伝導率変化に及ぼすLa3+ドーピングの影響をモンテカルロと分子動力学シミュレーションの組合せを用いて研究した。シミュレーションは8つの傾斜粒界(GB)構造におけるLa3+の偏析を明らかにし,0.25Jm-2の平均粒界(GB)エネルギー減少を予測した。これは文献で報告された実験値に近い。陽イオン安定化はGBエネルギー減少の主な理由であり,結晶粒界近傍のエネルギーゆらぎはLa3+偏析により平滑化されることが分かった。Σ13(510)/[001]GB構造に関する動的およびエネルギー解析の両方により,La3+ドーピングはGB領域におけるO2拡散を妨げ,拡散係数はLa3+ドーピング濃度の増加とともに単調に減少することを明らかにした。この効果は,偏析したLa3+によって引き起こされたO2ホッピングに対するサイト依存移動障壁の増加に起因し,GBにおける異方性拡散をもたらした。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ゆらぎ ,  平滑化 ,  モンテカルロ法 ,  *モデリング ,  結晶粒界 ,  *ドーピング ,  カチオン ,  拡散係数 ,  ホッピング伝導 ,  *ナノ結晶 ,  計算機シミュレーション ,  *偏析
準シソーラス用語： 異方性拡散 ,  分子動力学シミュレーション ,  イオン伝導率 ,  *YSZ【セラミック】 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ結晶 ,  イットリア安定化ジルコニア ,  ドーピング ,  偏析 ,  モデリング