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J-GLOBAL ID：201802256959318327   整理番号：18A1479464

1,8-ジヒドロキシ-9,10-アントラキノンに基づくNHC Hg(II)及びPd(II)錯体 合成,構造及び触媒作用【JST・京大機械翻訳】

NHC Hg(ii) and Pd(ii) complexes based on 1,8-dihydroxy-9,10-anthraquinone: synthesis, structure and catalysis

著者 (4件)： Zhao Zhi-Xiang (Key Laboratory of Inorganic-Organic Hybrid Functional Materials Chemistry (Tianjin Normal University), Ministry of Education, College of Chemistry, Tianjin Normal University, Tianjin 300387, China. [e-mail]) ,  Hu Ze-Liang ,  Yu Shao-Cong ,  Liu Qing-Xiang
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 42  号： 16  ページ： 13329-13338  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3つのビス-アゾリウム塩,1,8-ビス[3′-(N-R-アゾリウミル)プロポキシ]-9,10-アントラキノンヘキサフルオロホスフェートL1H_2(PF_6)_2-L2H_2(PF_6)_2(R=エチルまたはピコリン,アゾリミル=イミダゾリミルまたはベンズイミダゾリミル)および1,3-ビス[8′-(3′′-(N-エチル-イミダゾリウムイル)プロポキシ)アントラキノン-l-イルオキシ]プロパンヘキサフルオロホスフェート(L3H_2(PF_6)_2)を調製し,1H NMRおよび13C NMR分光法およびX線結晶学により特性化した。錯体1~3において,各マクロメタロサイクル(1に対して18員環マクロメタロサイクル,2に対して18員環および2員環マクロメタロサイクル,3に対して28員環マクロメタロサイクル)が1つのビスカルベン配位子(L~1′,2に対してL~2,3に対してL~3)および1Hg(II)イオンにより形成された。興味あることに,錯体1の9位のカルボニル基は,L~1′を形成するためにH2Oの1分子を失うことにより,強塩基KO~tBuの存在下で2つのアセトニトリル分子と反応した。結果として,2-CH_2CNユニットをアントラキノンに導入し,その中で,2-CH_2CNユニットがアントラキノン平面の2つの側面にある。1~3の結晶充填において,2D超分子層と3D超分子骨格が水素結合とππ相互作用により形成された。さらに,Suzuki-Miyaura反応におけるL1-Pd(II)錯体のその場触媒活性を研究した。結果は,この触媒がSuzuki-Miyaura反応において効率的であることを示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 水素結合 ,  触媒活性 ,  超分子 ,  カルボニル基 ,  Suzuki反応 ,  陽子磁気共鳴 ,  三次元 ,  *錯体 ,  結晶充填 ,  X線結晶学 ,  キャラクタリゼーション ,  炭素13NMR ,  *触媒 ,  キノン ,  芳香族縮合化合物 ,  脂肪族ニトリル

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (2件)： アントラキノン ,  アセトニトリル

タイトルに関連する用語 (6件)： アントラキノン ,  NHC ,  Hg ,  Pd ,  錯体 ,  触媒作用