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J-GLOBAL ID：201802257005413741   整理番号：18A0836864

「分子シミュレーション入門 1 モンテカルロ法と分子動力学法の誕生」

著者 (2件)： 三上益弘 (分子シミュレーション研究会) ,  三上益弘 (慶応大 大学院理工学研究科)
資料名： アンサンブル  (分子シミュレーション学会誌)
巻： 20  号： 2  ページ： 108-112  発行年： 2018年04月30日 
JST資料番号： L8101A  ISSN： 1884-6750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 初回は,モンテカルロ法と分子動力学法の誕生の歴史について述べたい。モンテカルロ(MC)法の誕生の契機は第二次世界大戦中の原子爆弾の開発において,媒質中の中性子拡散を正確に予測するために,主としてスタン・ウラムにより創始され,フォン・ノイマンはその命名者となった。一方,分子動力学(MD)法は,アルダーらにより,剛体球系で創始され,ソフトコア系に拡張され結晶の放射線損傷のシミュレーションに適用された。その後,MC,MD法ともに物質科学に本格的に利用されるようになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *モンテカルロ法 ,  *分子動力学 ,  *歴史 ,  中性子拡散 ,  核兵器 ,  爆弾 ,  剛体球 ,  照射損傷 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： 原子爆弾

分類 (1件)： 数値計算  (JE02000J)

引用文献 (32件)：

• 1 J・グリック (著),‎ 大貫昌子 (訳), “ファインマンさんの愉快な人生 (1)”, pp 354 (1995).
• 2 J・グリック (著),‎ 大貫昌子 (訳), “ファインマンさんの愉快な人生 (1)”, pp 357 (1995).
• 3 M.グロッサー(著), 高田紀代志(訳), “海王星の発見”, 東京, 恒星社厚生閣 (1985).
• 4 N. Metropolis, THE BEGINNING of the MOMTE CARLO METHOD”, Los Alamos Science Special Issue, pp125(1987).
• 5 N. Metropolis, A. W. Rosenbluth, M. N. Rosenbluth, A. H. Teller and E. Teller, J. Chem. Phys. 21, 1087 (1953).

タイトルに関連する用語 (3件)： 分子シミュレーション ,  モンテカルロ法 ,  分子動力学法