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J-GLOBAL ID：201802257022963197   整理番号：18A0858461

飲料水配水システムにおける水質変化の下での生物膜細菌群集遷移【JST・京大機械翻訳】

Biofilm bacterial community transition under water supply quality changes in drinking water distribution systems

著者 (7件)： Ma Xu (School of Environment & Natural Resource, Renmin University of China, Beijing, 100872, China. [e-mail]) ,  Zhang Guangming ,  Li Guiwei ,  Wan Yunjie ,  Sun Huifang ,  Wang Haibo ,  Shi Baoyou
資料名： Environmental Science: Water Research & Technology  (Environmental Science: Water Research & Technology)
巻： 4  号： 5  ページ： 644-653  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2464A  ISSN： 2053-1419  CODEN： ESWRAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,パイプ壁バイオフィルムの細菌群集遷移特性と水供給品質変化下の鉄放出挙動をパイロット規模実験により調べた。中国の北部都市における実際の飲料水分配システム(DWDS)から収集した試験パイプラインを,供給水スイッチ実験のために,中国の南から北への水供給プロジェクトの水源サイトに輸送した。SO42-,Cl-,HCO3-,pHおよびCa2+硬度のようなDWDSにおける鉄放出に密接に関連するいくつかの主な水質パラメータを,生物膜細菌群集に対するそれらの影響を観察するために調整した。パイプバイオフィルムから収集した微生物試料を,16S rRNA遺伝子のIllina MiSeq配列を用いて分析した。結果は,異なる水供給履歴を持つ管バイオフィルムの細菌群集組成と多様性が有意に異なるが,新しい水への1か月の切り替え後に同じ傾向があることを示した。細菌の豊富さと多様性のレベルは,供給水のSO42-,Cl-およびHCO3-を増加させた後に増加したが,水のpHを増加させた後に減少した。腐食性細菌の相対存在量は,これらの水質パラメータの増加によって大きく変化しなかった。16S予測遺伝子機能は,鉄および硫黄酸化還元に関与する代謝酵素の相対存在量がかなり低く(<0.1%),異なる実験相において明らかな差がないことを示した。微生物過程以外の化学的相互作用が,水供給遷移期間中の鉄放出における主要な役割を表すことを示した。Burkholderia,Ralstonia,Mycobacterium,Acinetobacter,およびPseudomonasのような日和見的病原体含有属を検出した。この検出は,より効果的な殺菌対策が飲料水の微生物安全性を確保するために考慮されなければならないことを意味した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 給水 ,  *生物膜 ,  Pseudomonas ,  中華人民共和国 ,  *細菌 ,  Mycobacterium ,  安全性 ,  殺菌 ,  病原体 ,  *飲用水 ,  鉄 ,  Acinetobacter ,  *水質
準シソーラス用語： 16S rRNA遺伝子 ,  *細菌群集 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 微生物の生態  (EG03040J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 飲料水 ,  配水システム ,  水質変化 ,  生物膜 ,  細菌群集 ,  遷移