文献

J-GLOBAL ID：201802257089548529   整理番号：18A1574106

イネ葯の開裂前のジャスモン酸レベル及びシグナル経路関連遺伝子発現の動的変化【JST・京大機械翻訳】

The Dynamic Changes in Jasmonate Levels and Expression of its Pathway?Related Genes in Anthers Before Dehiscence in Rice

著者 (3件)： He Yongming (江西農業大学 作物生理生態与遺伝育種教育部重点実験室/江西省作物生理生態与遺伝育種重点実験室,江西南昌,330045) ,  Liu Suifei (江西農業大学 作物生理生態与遺伝育種教育部重点実験室/江西省作物生理生態与遺伝育種重点実験室,江西南昌,330045) ,  Lei Shuqing (江西農業大学 作物生理生態与遺伝育種教育部重点実験室/江西省作物生理生態与遺伝育種重点実験室,江西南昌,330045)
資料名： Jiangxi Nongye Daxue Xuebao  (Jiangxi Nongye Daxue Xuebao)
巻： 40  号： 3  ページ： 429-434  発行年： 2018年 
JST資料番号： C2944A  ISSN： 1000-2286  CODEN： JNXUEV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 葯裂開は開花植物の生殖生長において非常に重要な一環であり、葯が適時に裂けられるかどうかは授粉と受精に直接影響する。イネの葯裂傷と漿片の膨大による穎花の開放は同時に発生する。植物ホルモンジャスモン酸(JA)は葯の開裂と穎花の開放を制御する重要なシグナル分子である。水稲の葯の開裂前のJAシグナルの調節をさらに検討するために、ジャポニカ米中の花11を試験材料とし、その葯の開裂前24時間から0時間までのジャスモン酸レベル及びその信号経路に関連する遺伝子発現の動態変化について観測と分析を行った。その結果,JAとその活性結合化合物であるジャスモン酸イソロイシン(JA?Ile)のレベルは,開裂前2時間から急激に上昇した。開裂時の葯JAとJA?Ileレベルは,開裂前の2時間より8.3倍と55倍増加した。JA生合成遺伝子OsLOX6,OsAOS1,OsAOC,OsOPR7の発現レベルは,開裂前24時間から0時間まで上昇した。しかし,JA?2つのファミリー遺伝子OsJAR1の発現レベルは,明らかに上昇しなかったが,OsJAR2の発現は急速に減少した。JA信号受容体遺伝子OsCOI1a,OsCOI1b,OsCOI2の発現は,葯裂傷の後,わずかに減少したが,JA信号経路の負の調節因子OsJAZ10とOsJAZ11の発現レベルは,かなり増加した。開裂前24時間に比べ、それぞれ65と86倍上昇した。その結果、JAレベルの上昇及びそのシグナル経路関連遺伝子の相違性活性化は水稲の葯裂傷過程と密接な関係があることが明らかになった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *遺伝子発現 ,  *遺伝子 ,  受粉 ,  水稲 ,  植物ホルモン ,  生殖 ,  開花 ,  高速度
準シソーラス用語： 調節因子 ,  受容体遺伝子 ,  生合成遺伝子 ,  ジャポニカ米 ,  シグナル分子 ,  *動的変化 ,  *伝達経路 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： rice ,  anther dehiscence ,  jasmonate ,  JAZ proteins

分類 (1件)： 植物ホルモン  (EH02070M)

タイトルに関連する用語 (7件)： イネ ,  葯 ,  開裂 ,  ジャスモン酸 ,  シグナル経路 ,  遺伝子発現 ,  動的変化