文献
J-GLOBAL ID:201802257094570511   整理番号:18A1996286

2型糖尿病のラットモデルにおけるナノチモキノンの抗高血糖活性の改善【JST・京大機械翻訳】

Improvement of antihyperglycemic activity of nano-thymoquinone in rat model of type-2 diabetes
著者 (6件):
資料名:
巻: 295  ページ: 119-132  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0058B  ISSN: 0009-2797  CODEN: CBINA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
チモキノンはNigella sativa種子の生物活性成分である。ラットに抗血糖作用を有することが報告されている。しかし,チモキノンのナノ製剤(NF)の効果は文献に報告されていない。そこで,本研究は,ストレプトゾトシン-ニコチンアミド誘発2型糖尿病ラットにおけるチモキノンのナノ製剤の効果を調べる目的で設計され,標準的な抗糖尿病薬であるメトホルミンと同様に純粋な生物活性化合物とのその効果を比較することを目的とした。それは,糖尿病に対するチモキノンNFの使用を報告する最初の研究である。チモキノンおよびメトホルミンの高分子ナノカプセル(NC)を,生体適合性高分子であるアラビアゴムを用いたナノ沈殿法により調製した。Box-Behnken統計解析ツールを,ポリマーと他の賦形剤の最適化のために使用した。次に,NCを粒径,安定性,形態,およびin vitro薬物溶解プロファイルに関して特性化した。更に,チモキノン(20,40及び80mg/kg),メトホルミン(150mg/kg)及びそれらのナノ製剤(チモキノンに対して20,40及び80mg/kg及びメトホルミンに対して80mg/kg)を21日間連続して2型糖尿病ラットに投与した。体重と血糖値は,週ごとに3週間測定した。血清脂質プロファイルとグリコシル化ヘモグロビンを22日目に推定した。ナノカプセルは安定で,球状で,サイズは100nm未満であった。チモキノンとメトホルミンを負荷したNCは,それらの純粋な形と比較して持続的な放出プロファイルを示した。チモキノン,メトホルミンおよびそれらのナノ製剤の経口投与は血糖値および糖化ヘモグロビンを有意に減少させた;糖尿病ラットの脂質プロファイルを糖尿病対照ラットと比較して改善した。チモキノンを負荷したNC(10,20および40mgのチモキノンを含む)は用量依存的な抗高血糖効果を示し,この効果はチモキノンおよびメトホルミンに匹敵した。結論として,チモキノンナノカプセル(実際にチモキノンの半分を含む)は,チモキノン単独と比較して,2型糖尿病ラットにおいてより良好な抗血糖効果を生じた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 

前のページに戻る