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J-GLOBAL ID:201802257168154358   整理番号:18A1590949

デングウイルス感染に対する抗ウイルス薬としてのキニーネの薬物再精製【JST・京大機械翻訳】

Drug repurposing of quinine as antiviral against dengue virus infection
著者 (10件):
資料名:
巻: 255  ページ: 171-178  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0381D  ISSN: 0168-1702  CODEN: VIREDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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デングウイルス(DENV)疾患の発生は,有意に関連した死亡率と経済的負担を伴う世界中で発展し続けているが,このウイルスに対抗するための治療は承認されていない。DENV感染に対する治療薬として新規薬物候補を同定する試みにおいて,アミノレブリン酸,アゼライン酸,ミトキサントロン塩酸塩及びキニン硫酸塩を含む4つの米国食品医薬品局(FDA)承認薬物を評価し,ウイルス生産を定量化するために焦点形成ユニット分析を用いてDENV複製を阻害する能力を試験した。4つの研究した化合物のうち,キニンは最も顕著な抗DENV活性を有することが分かった。キニンはDENVのDENV産生を未処理の対照に比べて約80%阻害したが,他の3種の薬剤はウイルス産生を約50%だけ減少させた。さらに,キニンはDENVの4つの血清型すべてのDENV産生を阻害した。ウイルス産生の減少は,ヒト起源の3つの異なる細胞系で記録された。キニンは,DENV RNAおよびウイルス蛋白質合成を用量依存的に減少させることにより,DENV複製を有意に阻害した。さらに,キニンは自然免疫応答に関連する遺伝子の発現を改善した。これらの知見は,DENV複製を減少させるために抗ウイルス遺伝子を刺激するためのキニンの有効性を示唆する。この研究で観察されたキニンの抗ウイルス活性は,DENVに対する新薬治療の開発に適用できる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルスの生化学  ,  抗ウイルス薬の基礎研究 

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