文献

J-GLOBAL ID：201802257172862861   整理番号：18A0692160

オタネニンジン抽出物の過酸化水素によるヒト神経芽腫細胞損傷に対する保護作用とメカニズムの研究【JST・京大機械翻訳】

Protective effect and mechanism of ginseng extract on human neuroblastoma injury induced by hydrogen peroxide

著者 (8件)： Zhang Huiyuan (長春中医薬大学研発中心分子薬理実験室,吉林長春,130117) ,  Yang Qing (長春中医薬大学研発中心分子薬理実験室,吉林長春,130117) ,  Sun Jiaming (長春中医薬大学研発中心分子薬理実験室,吉林長春,130117) ,  Liu Yingna (長春中医薬大学研発中心分子薬理実験室,吉林長春,130117) ,  Lin Jianan (長春中医薬大学研発中心分子薬理実験室,吉林長春,130117) ,  Shi Xiaozheng (長春中医薬大学研発中心分子薬理実験室,吉林長春,130117) ,  Li Na (長春中医薬大学研発中心分子薬理実験室,吉林長春,130117) ,  Qu Xiaobo (長春中医薬大学研発中心分子薬理実験室,吉林長春,130117)
資料名： Zhongguo Yiyao Daobao  (Zhongguo Yiyao Daobao)
巻： 14  号： 30  ページ： 13-17  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3305A  ISSN： 1673-7210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】過酸化水素によって誘発されるヒト神経芽腫細胞(SH-SY5Y)の損傷に及ぼすオタネニンジン抽出物の影響を観察して,その機構を調査する。方法:MTT法により、人参総サポニン(PDS)、人参総サポニン(GS)、人参サポニン(GN)の最適投与濃度を確定した。対数増殖期におけるSY5Y細胞を過酸化水素(最終濃度300μmol/L)で4h培養し、細胞損傷モデルを作成し、その後、モデル対照群、PDS投与群、GS投与群、GN投与群に分け、その他のブランク対照群には等体積細胞培養液を加えた。MTT法により細胞生存率を測定し、Western blot法によりNrf2、Keap1、Bcl-2、Bax、カスパーゼ3、カスパーゼ9タンパクの発現状況を測定した。【結果】ブランク対照群と比較して,モデル群のSH-SY5Y細胞の生存率は有意に減少した(P<0.01)。モデル対照群と比べ、PDS投与群、GS投与群、GN投与群の細胞生存率がいずれも上昇し、1、10,240μg/mLがPDS投与群、GS投与群、GN投与群の実験濃度(P<0.01)を確定した。【結果】対照群と比較して,モデル対照群のSH-SY5YにおけるKeap1,Bax,カスパーゼ3およびカスパーゼ9蛋白質の発現は,有意に増加した(P<0.05またはP<0.01)。Bcl-2とNrf-2の発現は,有意に減少した(P<0.01)。モデル群の対照群と比較して,PDS投与群,GS投与群のSH-SY5YにおけるKeap1,Bax,カスパーゼ3およびカスパーゼ9蛋白質の発現は,有意に減少した(P<0.05またはP<0.01)。Bcl-2とNrf-2の発現は,有意に増加した(P<0.01)。結論:人参抽出物中のPDSとGSは過酸化水素によるヒト神経芽細胞腫SY5Y細胞の損傷に対して保護作用があり、そのメカニズムはSH-SY5Y細胞内のNrf-2経路を活性化することにより、酸化ストレスを抑制し、そのアポトーシスの発生を減少させることと関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 投与 ,  サポニン ,  *過酸化水素 ,  *ヒト ,  生存率 ,  Baxタンパク質 ,  酸化ストレス ,  *保護作用
準シソーラス用語： Keap1蛋白質 ,  カスパーゼ9 ,  カスパーゼ3 ,  細胞生存率 ,  対照群 ,  *細胞障害 ,  MTT法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Panaxadiol saponins ,  Ginsenoside ,  Ginseng non-saponin ,  Hydrogen peroxide ,  Neuroblastoma injury

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (9件)： オタネニンジン ,  抽出物 ,  過酸化水素 ,  ヒト ,  神経芽腫細胞 ,  損傷 ,  保護作用 ,  メカニズム ,  研究