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J-GLOBAL ID:201802257193497664   整理番号:18A1492886

里海を題材とした中学生への海洋プログラムの教育効果

Effectiveness of Marine Education Program on Junior High School Students with a Specific Focus on Satoumi
著者 (1件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 12-22  発行年: 2018年07月31日 
JST資料番号: L5448A  ISSN: 0917-2866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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日本の多くの沿岸地域において,地元の漁業者と居住者は海洋資源を持続的に管理し,そのような地域は「里海」と呼ばれている。里海を保全し管理するために,海洋の保全における人々の理解促進と活動への参加のための教育が必要である。岡山県備前市のH中学校(HJHS)において,地域漁業者との協力で積極的な海洋教育プログラムを実施している。本研究において,海洋教育プログラムの有効性を確認するために,中学生(n=36)およびHJHSから卒業した高校生(n=5)を対象に,半構造化聞き取り調査を行った。分析結果は,高学年の学生(二,三年生)は日生の海について説明できること,三年生のほとんどが海が好きであることを明らかにした。結果は,プログラムが学生の意識と姿勢(例えば,海の重要性についての認識)およびそれらの行動(例えば,二度と海にごみを投棄しない)を変化させるように見えることを明らかにした。HJHSにおける海洋教育プログラムは,里海について知識があり,コミュニティを継続的に支援する人材の育成に貢献する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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環境工学一般 
引用文献 (29件):
  • 阿部治, 2010, 「第1章 ESD(持続可能な開発のための教育)とは何か」, 生方秀紀・神田房行・大森享編 『ESDをつくる-地域でひらく未来への教育』, ミネルヴァ書房, 京都, 1-27.
  • Cetinkaya, G., 2009, Challenges for the maintenance of traditional knowledge in the Satoyama and Satoumi ecosystems, Noto Peninsula, Japan, Human Ecology Review, 16(1), 27-40.
  • Ernst, J. E. Monroe, M. C. and Simmons, B., 2009, Evaluating your environmental education programs. North American Association for Environmental Education. Washington DC. 172pp.
  • 平井和也, 2011, 「海洋リテラシープログラム企画展開とその効果評価」, 『水圏環境教育研究誌』, 4(1): 128-164.
  • 降旗信一・高橋正弘, 2009, 『現代環境教育入門』, 筑波書房, 東京. 223pp.
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