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J-GLOBAL ID:201802257240596510   整理番号:18A0665003

多収で早播適性,コンバイン収穫適性に優れる大豆新品種「ちくし豆5号」の育成

‘Chikushimame 5’, a New Soybean Cultivar with High Yield Well Suited to Early Seeding and Mechanical Harvesting.
著者 (7件):
資料名:
号:ページ: 48-54,153  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: Y0232C  ISSN: 2189-4876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「ちくし豆5号」は,多収で,早播適性が高く,コンバイン収穫適性および豆腐加工適性に優れた大豆新品種であり,2015年に福岡県農林業総合試験場において育成された。「ちくし豆5号」は,「フクユタカ」と「タチナガハ」を人工交配し,そのF2世代を花粉親として,再度「フクユタカ」と人工交配した組合せに由来する。「ちくし豆5号」の特性を「フクユタカ」と比較すると,開花期は1~2日遅く,成熟期は1~2日早い。主茎長はやや短く,倒伏や青立ちの発生が少ないことから,6月からの早播が可能である。また,最下着莢節位高も高く,コンバイン収穫適性に優れる。収量は6~9%多く,百粒重は同程度~やや重い。子実の粗タンパク含有率はやや低く,検査等級は同程度に優れる。豆腐加工適性は同等に優れ,豆腐の性状はやや柔らかい。本品種は2017年3月に種苗法による品種登録出願がなされ,同年6月に受理された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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豆類  ,  野菜とその加工品 
引用文献 (15件):
  • 農林水産省 (2012) 大豆審査基準. 東京, http://www.hinsyu.maff.go.jp/info/sinsakijun/kijun/1307.pdf (2017年7月9日閲覧)
  • 萩原 均 (2002) 11 莢先熟. 大豆 自給率向上に向けた技術開発. 農林水産技術会議事務局(編), 東京, p.291-294.
  • 原 令幸・竹中秀幸・関口建二: 原 圭祐・玉木哲夫 (2001) 大豆のコンバイン収穫と汚粒防止対策. 北海道立農試集報 80: 45-54.
  • 羽鹿牧太・船附秀行・山田哲也・高橋浩司・菱沼亜衣・平田香里・大木信彦・山田直弘・小巻克己・松永亮一 (2016) 難裂莢性を導入した大豆新品種「サチユタカA1号」の育成. 作物研報 16: 1-34.
  • 宮崎尚時・重盛 勲・高橋信夫・手塚光明・矢ケ崎和弘・小林 勉・御子柴公人 (1987) ダイズ新品種「タチナガハ」の育成とその特性. 長野中信農試報 5: 1-19.
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