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J-GLOBAL ID：201802257243405701   整理番号：18A2235358

イアコーンサイレージの反芻胃内分解特性と泌乳牛への給与時における採食行動と飼養成績

Ruminal degradability, feeding behavior and production performance in dairy cows fed ear corn silage

著者 (3件)： 多田慎吾 (農研機構北海道農業研究センター) ,  青木康浩 (農研機構北海道農業研究センター) ,  大下友子 (農研機構北海道農業研究センター)
資料名： 日本畜産学会報
巻： 89  号： 4  ページ： 431-437(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0902B  ISSN： 1346-907X  CODEN： NICKA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イアコーンサイレージ(ECS)の反芻胃内分解特性と泌乳牛への給与時の採食行動と飼養成績を圧ぺんトウモロコシ(FC)を対照として検討した.In situ法から,ECSはFCより乾物およびデンプンの可溶性画分が多く,分解が速いことが示された.イネ科牧草サイレージ主体でFCまたはECSを含む飼料を飼料F,Eとし,泌乳牛8頭にクロスオーバー法で朝(9 : 30)と夕方(16 : 30)に給与した.朝の給与後の採食持続時間に差は認められなかったが,夕方の給与後は飼料E給与期に飼料F給与期より短く,その間の採食量も少なかった.一方,その後翌朝の給与までの採食量は飼料E給与期に多く,1日の採食量に差は認められなかった.乳量および乳成分に差は認められなかった.前回給与からの間隔が短い場合,ECS給与時はFC給与時より給与直後の採食が制限されるが,その後の採食は活発となり採食量や乳生産は維持されることが示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： *サイレージ ,  *反芻胃 ,  *特性 ,  *乳牛 ,  探索行動 ,  飼育 ,  *トウモロコシ ,  乾燥食品 ,  澱粉 ,  *イネ科牧草 ,  クロスオーバー効果 ,  イアコーンサイレージ ,  分解特性 ,  泌乳牛 ,  *粗飼料
準シソーラス用語： 採食行動 ,  飼養 ,  乾物 ,  クロスオーバー

著者キーワード (10件)： イアコーンサイレージ ,  採食行動 ,  飼養成績 ,  反芻胃内分解特性 ,  泌乳牛 ,  dairy cow ,  ear corn silage ,  feeding behavior ,  production performance ,  ruminal degradability

分類 (3件)： 牛  (FD02020Y) ,  飼養管理  (FD01040N) ,  粗飼料  (FD07020H)

引用文献 (19件)：

• 阿部 亮.1988.炭水化物を中心とした飼料分析法と飼料栄養価評価法への応用.畜産試験場研究資料2,16-28.
• 阿部 亮.2001.一般成分.In:石橋 晃(監修),新編動物栄養試験法,pp. 455-466.養賢堂,東京.
• Akins MS, Shaver RD. 2014. Effect of corn snaplage on lactation performance by dairy cows. Professional Animal Scientist 30, 86-92.
• Allen MS. 2000. Effects of diet on short-term regulation of feed intake by lactating dairy cattle. Journal of Dairy Science 83, 1598-1624.
• Bates D, Maechler M, Bolker B, Walker S. 2015. Fitting Linear Mixed-Effects Models Using lme4. Journal of Statistical Software 67, 1-48.

タイトルに関連する用語 (8件)： イアコーンサイレージ ,  反芻胃 ,  分解特性 ,  泌乳牛 ,  給与 ,  採食行動 ,  飼養 ,  成績