抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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【目的】骨粗鬆症性椎体圧迫骨折における骨セメント片側と両側拡散の治療効果に及ぼす経皮的椎体後弯形成術(PKP)の効果を調査する。方法:回顧性症例対照研究を用い、2013年7月-2015年7月片側穿刺によるPKP治療の127例の単節骨粗鬆性椎体圧迫骨折の臨床資料を分析した。骨セメントの拡散が中線を超えるかどうかを片側拡散群と両側拡散群に分ける。片側分散群72例、その中に男性29例、女性43例;年齢6376歳[(69.5±2.6)歳];損傷椎の分布L138例、L220例、L311例L42例、L51例であった;術前視覚アナログ尺度(VAS)は(7.8±0.9)点、損傷椎前縁の圧縮率は(32.5±6.3)%、損傷椎矢状面のCobb角は(9.2±1.3)°であった。両側拡散群55例、その中に男性22例、女性33例;年齢6180歳[(71.2±2.9)歳];損傷椎の分布;L132例、L213例、L36例、L43例、L51例であった;術前VASは(7.6±0.9)点であり、損傷椎前縁の圧縮率は(34.5±5.8)%であり、損傷椎矢状面のCobb角は(9.8±1.5)°であった。両群の術後1カ月と1年のVAS、術後の椎体前縁の高さの圧縮率、術後の損傷椎矢状面のCobb角、及び術後の損傷椎、非損傷椎の再骨折と合併症の状況を記録した。【結果】片側拡散群は1216か月(14.6±0.6)か月,両側分散群は1316か月(15.2±0.2)か月であった。片側分散群の術後1カ月と術後1年のVASはそれぞれ(3.0±0.4)点と(2.2±0.4)点であり、両側分散群はそれぞれ(2.1±0.4)点と(1.5±0.4)点であった。両群の術後1カ月と術後1年のVASは術前と比較し、統計学的有意差があり(P<0.05)、群間比較に統計学的有意差があった(P<0.05)。片側拡散群の術後1カ月と1年の損傷前縁の高度圧縮率は,それぞれ(15.2±3.9)%と(16.3±3.4)%で,両側の拡散群はそれぞれ(15.6±3.5)%と(16.8±3.9)%であった。片側拡散群の術後1カ月と術後1年の損傷椎矢状面Cobb角はそれぞれ(2.9±0.7)°と(3.0±0.6)であった。両側拡散群はそれぞれ(3.0±0.7)°と(3.2±0.7)°であった。両群の術後1カ月と術後1年の損傷椎前縁高度圧縮率と損傷椎矢状面Cobb角は術前と比較し、統計学的有意差があり(P<0.05)、群間比較に統計学的有意差はなかった(P>0.05)。片側拡散群の再骨折率は6.9%で,両側分散群は0であった(P<0.05)。片側拡散群の非損傷椎再骨折率は5.6%であり、両側分散群は5.5%(P>0.05)であった。両群患者には術中神経根損傷、脳脊髄液漏出、肺塞栓症、アレルギー性ショックまたは術後感染はなかった。片側拡散群には骨セメント椎傍漏出2例、両側拡散群には骨セメント椎体前方漏出1例が現れた。結論:骨セメントの片側分散より、両側拡散の止痛効果は更に優れ、損傷椎の再骨折の発生率を降下でき、しかも非損傷椎の再骨折のリスクを増加できない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
