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J-GLOBAL ID:201802257304569295   整理番号:18A1779728

アルカリ性ホスファターゼ検出とアルカリ性ホスファターゼ結合免疫学的試験のための酵素カスケード反応を媒介するペルオキシダーゼ模倣体としてのGTP【JST・京大機械翻訳】

GTP as a peroxidase-mimic to mediate enzymatic cascade reaction for alkaline phosphatase detection and alkaline phosphatase-linked immunoassay
著者 (7件):
資料名:
巻: 275  ページ: 43-49  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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RNA合成の基質であるグアノシン三リン酸(GTP)は細胞レベルでの生命型代謝において中心的役割を果たす。ここでは,最初に,GTPが内因性ペルオキシダーゼ模倣活性を示し,3,3′,5,5′-テトラメチルベンジジン(TMB)のH2O2仲介酸化を加速し,色反応を生じることを示した。GTPと比較して,より弱い触媒活性がグアノシン二リン酸(GDP)から観察され,実質的に触媒活性はグアノシン一リン酸(GMP)とグアノシンから観察されなかった。アルカリ性ホスファターゼ(ALP)は,GDP,GMPおよびグアノシンのin situ生成によるGTPの脱リン酸化を触媒することができ,それに続いてTMBの酸化を後退させることができる。これに触発されて,ALP検出のための新しい比色センサを,GTP触媒によるGTPの脱リン酸化とTMBのGTP触媒酸化とのカップリングによる酵素的カスケード反応に基づいて設計した。この方法は0.01~100U/Lの範囲のALP検出を可能にし,検出限界は0.009U/Lであり,生物学的試料(成人血清の正常ALPレベル範囲は20~140U/L)のALP活性アッセイに十分高感度であった。さらに,ALPはシグナルレポーターとして酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)で広く使用され,α-フェトプロテイン(AFP)検出のための概念実証ELISAが確立された。この予想外の発見は,GTPの新しい生物学的機能を拡張するだけでなく,GTPの濃度変化を開始する多能なバイオセンサの開発にも大きな有望性を持っている。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分析機器  ,  酵素一般 
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