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J-GLOBAL ID：201802257315067584   整理番号：18A1366719

「農薬取締法の一部改正」について

著者 (1件)： 松浦邦昭 (森林総合研)
資料名： 森林防疫  (Forest Pests)
巻： 67  号： 4  ページ： 126-129  発行年： 2018年07月25日 
JST資料番号： Z0694A  ISSN： 0288-3740  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・農薬取締法の一部改正案が国会で議案として提出・可決された。
・本稿では,樹木に対する,この法律の概要を解説した。
・改正前の農薬取締法(農薬とは,農薬取締法のこれまでの改正経過)。
・改正の背景(農薬使用の国際調和の必要性,農薬の安全性評価の国際標準化)。
・考察(我が国では総合防除に用いる資材の開発や利用が十分でない。これについては国際標準の採用は利点がある。一方で,国際的な流通の増大により天敵が存在しない害虫の侵入頻度は増加すると考えられる。マイナー作物に分類されている林木や緑化木等への適用農薬の再審査が後回しにされないことが望まれる)。

シソーラス用語： *林木 ,  *害虫 ,  *農薬 ,  国際協力 ,  安全評価 ,  総合防除 ,  物的流通 ,  天敵 ,  緑化 ,  審査 ,  日本
準シソーラス用語： 国際標準化 ,  侵入 ,  *農薬取締法 ,  法改正

分類 (4件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  化学的防除  (FC05050X) ,  農薬一般  (FB06010J)

引用文献 (9件)：

• 深谷昌次・桐谷圭治 (1973) 総合防除. 講談社. 東京
• 古畑 徹 (2017) 農薬取締り行政の改革について. 32回報農会シンポジウム植物保護ハイビジョン-2017-加速するグローバル化に対応するIPMの進展, pp.1~10, 報農会, 東京
• 平田秀嗣 (2017) 海外での病害虫発生と生物農薬の使用・IPMの現場について. 第32回報農会シンポジウム植物保護ハイビジョン-2017-加速するグローバル化に対応するIPMの進展. pp.11~25, 報農会, 東京
• 環境省 (2018) 「農薬取締法の一部を改正する法律案の閣議決定について」 https://www.env.go.jp/press/105264.html (2018.3.9閲覧)
• 環境省水大気局長・農水省消費安全局長 (2013) 通知「住宅地等における農薬使用について」. http://www.env.go.jp/water/noyaku/hisan_risk/jutakku_noyakushiyo.html (2018.5.10閲覧)

タイトルに関連する用語 (1件)： 農薬取締法